特許
J-GLOBAL ID:200903090141509890

サーキュラアレイアンテナを使用した電波発信源位置探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-071498
公開番号(公開出願番号):特開2002-267733
出願日: 2001年03月14日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 短波帯の電波発信源を精度よく特定できる電波発信源位置探知方法を提供する。【解決手段】 電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分を補足できるサーキュラアレイアンテナ11を有する電波発信源位置探知装置において、データ処理制御部44で、補足した電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分のデータに基づいて受信電波の仰角及び方位角を算出し、これらの算出値に基づいて反射電離層の種類を判定し、また反射電離層の高さ及び反射点の緯度及び経度を算出し、電波発信源の位置を特定する電波発信源位置探知方法である。
請求項(抜粋):
電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分を捕捉するログペリオディックアンテナのアンテナエレメントを複数用いて円形に配置したサーキュラアレイアンテナと、前記サーキュラアレイアンテナで形成される円形の中心付近に配置され、前記サーキュラアレイアンテナの各々のアンテナエレメントで捕捉した電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分のデータを受信するデータ受信装置と、前記データ受信装置に接続され、前記データ受信装置で受信した電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分のデータの処理制御を行うデータ処理制御装置とを備えた電波発信源位置探知装置における電波発信源位置探知方法であって、前記データ処理制御装置で、電波の水平偏波成分及び垂直偏波成分のデータに基づいて受信電波の仰角及び方位角を算出し、規定値であるE層における反射高と、前記仰角に基づいて、E層反射による電波の伝搬距離を算出し、前記伝搬距離と、前記方位角に基づいて、E層反射点の緯度及び経度を算出し、前記E層反射点の緯度及び経度と、太陽活動度及び時刻に基づいて、E層正常波臨界周波数を算出し、前記仰角と、前記E層における反射高に基づいて、E層への電波の入射角を算出し、前記E層正常波臨界周波数と、前記入射角に基づいて、伝搬距離に対するE層最大利用可能周波数を算出し、前記E層最大利用可能周波数が受信電波の周波数以上であれば、前記受信電波はE層で反射されたものとみなし、前記電波発信源位置探知装置における緯度及び経度と、前記方位と、前記伝搬距離とに基づいて、発信源の緯度及び経度を算出することを特徴とする電波発信源位置探知方法。
IPC (3件):
G01S 5/12 ,  H01Q 11/10 ,  H01Q 21/24
FI (3件):
G01S 5/12 ,  H01Q 11/10 ,  H01Q 21/24
Fターム (9件):
5J021AA05 ,  5J021AA08 ,  5J021AA12 ,  5J021AB02 ,  5J021FA31 ,  5J021HA04 ,  5J021JA05 ,  5J062CC14 ,  5J062EE02

前のページに戻る