特許
J-GLOBAL ID:200903090142790690

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 隆也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-118487
公開番号(公開出願番号):特開平7-324128
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【構成】 芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステル化合物とをエステル交換反応触媒を用いて溶融重縮合反応させて芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、第2工程のポリカーボネート・プレポリマー製造時に副生するアルコール系化合物の溜出速度を、その50%の量までが反応系外へ溜出する速度を1分間当り0.1〜5%とする。【効果】 色相、耐熱性が良好な高分子量の芳香族ポリカーボネートが得られる。
請求項(抜粋):
芳香族ジオール化合物と炭酸ジエステル化合物とをエステル交換反応触媒を用いて、常圧または加圧下、100〜200°Cの温度で溶融反応させて重量平均分子量が500〜4,000の低分子量のオリゴマーを形成し、次いで180〜250°Cに反応系を昇温し、徐々に反応系を吸引減圧して400〜1トールの減圧状態下で副生するアルコール系化合物の50%以上を反応系外に溜出除去して重量平均分子量が3,000〜20,000のポリカーボネート・プレポリマーを得、更に250〜330°C、1トール以下の減圧下で溶融重縮合反応させて重量平均分子量が10,000〜60,000の芳香族ポリカーボネートを製造する方法において;上記第2工程の副生するアルコール系化合物を反応系外へ除去する吸引減圧を、その副生するアルコール系化合物の50%までが溜出除去されるまでの溜出速度を、1分間当り0.1〜5%となるように制御して行なうことを特徴とする芳香族ポリカーボネートの製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/30 NPU ,  C08G 64/06 NPT
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-106126

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