特許
J-GLOBAL ID:200903090143236050
放射線療法および化学療法における治療効果を増大するための方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
清水 初志
, 橋本 一憲
, 新見 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-093861
公開番号(公開出願番号):特開2005-281150
出願日: 2004年03月26日
公開日(公表日): 2005年10月13日
要約:
【課題】急性皮膚炎および粘膜炎を改善し、線維症の発症を防止し、後期腫瘍形成を減少させることができるものは存在しない。【解決手段】本発明は、治療上有効量のヒストン脱アセチル化酵素阻害剤を投与することにより、治療の後遺症が低頻度であり、腫瘍制御を高い可能性で生じる増殖中の悪性または非悪性疾患についての放射線療法および化学療法における治療効果を増大させる組成物および方法を提供する。化合物は、同時に、上皮再生を刺激し、線維芽細胞増殖を阻害し、コラーゲン沈着を減少させ、線維形成性成長因子を抑制し、炎症誘発性サイトカインを鎮静し、ならびに細胞周期遺伝子、腫瘍抑制因子および癌遺伝子の発現を調節する能力があり、そしてこれは放射線療法および化学療法での治療効果を増大させるのに有用であり、皮膚腫張および炎症の減少、粘膜および真皮における上皮治癒の促進、口内乾燥の減少、足底-手掌症候群の重篤度の防止/減少、組織線維症、潰瘍形成、壊死および腫瘍形成の防止、ならびに腫瘍成長阻害および腫瘍治療効率の増大を生じる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
治療の後遺症が低頻度であり、腫瘍制御を高い可能性で生じる、増殖性悪性または非悪性疾患についての化学療法および/または放射線療法における治療効果を増大させた薬学的組成物であって、ヒストン過剰アセチル化剤および薬学的に許容される担体または薬学的に許容されるその塩を含む薬学的組成物。
IPC (26件):
A61K45/00
, A61K9/02
, A61K9/06
, A61K9/08
, A61K9/10
, A61K9/127
, A61K9/14
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, A61K31/165
, A61K31/19
, A61K31/192
, A61K31/216
, A61K45/06
, A61K51/00
, A61P9/00
, A61P15/08
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, A61P19/02
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, A61P27/16
, A61P29/00
, A61P35/00
, A61P37/02
, A61P43/00
FI (26件):
A61K45/00
, A61K9/02
, A61K9/06
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, A61K9/10
, A61K9/127
, A61K9/14
, A61K9/70 401
, A61K31/165
, A61K31/19
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, A61P35/00
, A61P37/02
, A61P43/00 111
, A61K43/00
Fターム (81件):
4C076AA01
, 4C076AA06
, 4C076AA09
, 4C076AA12
, 4C076AA16
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, 4C206ZB11
, 4C206ZB26
, 4C206ZC02
, 4C206ZC20
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
Antitumor histone deacetylase inhibitors suppress cutaneous radiation syndrome: Implications for inc
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