特許
J-GLOBAL ID:200903090146801999

曲げ加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285029
公開番号(公開出願番号):特開平6-108152
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 引張強さが440〜1500N/mm2で、焼戻しマルテンサイト組織を含む曲げ加工性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。【構成】 C:0.05〜0.3%、Si:0.6%以下、Al:0.01〜0.10%、Mn:0.6〜3.0%、P:0.1%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を、通常の方法で熱間圧延後、酸洗、冷間圧延した後、Ac3点-50°C〜900°Cの温度にて少なくとも1秒以上保持することを含む再結晶焼鈍工程と、亜鉛めっきを施す工程と、これらの工程の後にAc1点以下250°C以上の温度にて再加熱処理を施す工程を有し、前記再結晶焼鈍工程の後でかつ前記再加熱処理工程の前に、Ms点より高い温度から次式、LnCR=-1.18Mneq+1.87(ここで、Mneq=Mn+1.52Mo+1.10Cr+1.41V+100B)で示される臨界冷却速度CR(°C/s)以上の冷却速度にて、少なくともMs点以下まで冷却する。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、C:0.05〜0.3%、Si:0.6%以下、Al:0.01〜0.10%、Mn:0.6〜3.0%、P:0.1%以下を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物よりなる鋼を、通常の方法で熱間圧延後、酸洗、冷間圧延した後、Ac3点-50°C〜900°Cの温度にて少なくとも1秒以上保持することを含む再結晶焼鈍工程と、亜鉛めっきを施す工程と、これらの工程の後にAc1点以下250°C以上の温度にて再加熱処理を施す工程を有し、更に、前記再結晶焼鈍工程の後でかつ前記再加熱処理工程の前に、Ms点より高い温度から次式、LnCR=-1.18Mneq+1.87ここで、Mneq=Mn+1.52Mo+1.10Cr+1.41V+100Bで示される臨界冷却速度CR(°C/s)以上の冷却速度にて、少なくともMs点以下まで冷却することを特徴とする、焼戻しマルテンサイト組織を有する曲げ加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (8件):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/28 ,  C22C 38/32 ,  C23C 2/06

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