特許
J-GLOBAL ID:200903090149950464

光ディスクシステムおよびその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231436
公開番号(公開出願番号):特開平8-096365
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】特別な部品を組み込むことなく、同一の装置で、標準密度の光ディスクと高密度の光ディスクを、それぞれ最適なスポット径で記録、再生可能とする。【構成】光ディスク用の対物レンズは、光ディスクのディスク基板に合せて設計されるが、基板の厚さが設計値よりずれた場合には、収差が発生して、スポット径が回折限界より大きくなる。標準密度の光ディスクと、高密度の光ディスクとで、基板の厚さに適当な差を持たせ、高密度光ディスクに合せて設計した対物レンズを用いることにより、高密度光ディスクを使用した時には回折限界のスポット径となり、標準密度の光ディスクを使用した時には、ディスク基板の厚さの違いによって、収差が発生してスポット径が大きくなり、標準密度の光ディスクの使用に適したスポット径で、記録、再生が可能となる。
請求項(抜粋):
標準密度の第1の光ディスクより高密度の第2の光ディスクに対して、レーザビームにより情報の記録または再生を行なう光ディスクシステムにおいて、第1の光ディスクに比べて第2の光ディスクの基板厚を異なったものとし、第2の光ディスクに代えて第1の光ディスクを使用したときに、基板厚の違いにより発生する光学的収差によって、第1の光ディスクの情報記録面上に形成されるビームスポット径が第1の光ディスクに適した大きさに拡大されるよう、第2の光ディスクの基板厚を設定し、これにより同一システムで第1の光ディスクの記録または再生をも可能としたことを特徴とする高密度光ディスクシステム。
IPC (3件):
G11B 7/00 ,  G11B 7/125 ,  G11B 19/12 501

前のページに戻る