特許
J-GLOBAL ID:200903090154920140

耐水素誘起割れ性,耐硫化物応力腐食割れ性および低温靱性に優れた高張力鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-099580
公開番号(公開出願番号):特開平5-295434
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は耐SSC性及び耐HIC性かつ低温靱性に優れた高張力ラインパイプ用鋼板の製造方法を提供するものである。【構成】 低C-極低Sで、実質的にAlレスMo-Ti-Ca系の鋼を連続鋳造方法によってスラブとし、これを1100〜1250°Cの温度領域で再加熱後、適正な温度領域及び条件で熱間圧延を終了し、適正な温度領域及び条件で加速冷却をし、水冷停止後放冷することを特徴とする耐水素誘起割れ性、耐硫化物応力腐食割れ性及び低温靱性特に溶接部靱性に優れた高張力鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.01〜0.07%Si:0.05〜0.5%Mn:0.8〜1.5%P :0.015%以下S :0.0010%以下Al:0.008%以下Mo:0.05〜0.30%Ca:0.001〜0.005%Ti:0.005〜0.025%N :0.001〜0.005%O :0.001〜0.005%を含有し、2.0≦ESSP=[Ca]( 1-124[O])/(1.25[S])≦7.0を満足する残留不可避不純物および鉄からなる鋼を連続鋳造方法によってスラブとし、これを1100〜1250°Cの温度領域で再加熱後、950°C以下の温度領域で、少なくとも累積圧下量50%以上の熱間圧延を行い、750°C以上で該熱間圧延を終了し、700°C以上の温度領域から550°C以下、400°C以上の温度域まで冷却速度5〜40°C/sの範囲で加速冷却をし、水冷停止後放冷することを特徴とする耐水素誘起割れ性、耐硫化物応力腐食割れ性および低温靱性特に溶接部靱性に優れた高張力鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-236420

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