特許
J-GLOBAL ID:200903090158369251

蛍光検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-217777
公開番号(公開出願番号):特開2004-061211
出願日: 2002年07月26日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】強力なレーザ光源や高感度のカメラを使用しなくても蛍光検出をできるようにする。【解決手段】スライドガラス1の片面に、イオンビームスパッタ堆積法により銀薄膜(厚さ50nm)2とSiO2膜(厚さ10nm)7を順に堆積したものを試料溶液の支持基板とする。その支持基板のSiO2膜7上に蛍光分子5を含む試料溶液3を載せ、その上にカバーガラス8を載せる。銀薄膜2とSiO2膜7の界面に59〜60°の入射角で光を入射させると、その界面で表面プラズモン共鳴が励起されてエバネセント場が増強され、試料溶液3中の蛍光分子5からの効率よく蛍光が発生する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
蛍光分子を含む試料溶液を基板で支持し、その基板の裏面側から基板と試料溶液との界面で全反射が起こる入射角度範囲で光を入射させ、その界面付近で発生する近接場により励起された蛍光分子から発生した蛍光を検出する蛍光検出方法において、 前記基板として誘電体基材層/金属薄膜層/誘電体被覆層の積層構造を持つものを使用してその誘電体被覆層と試料溶液とを接触させるようにし、かつ前記金属薄膜層と誘電体被覆層の界面で表面プラズモン共鳴を励起する特定の入射角をもって前記光を入射させることを特徴とする蛍光検出方法。
IPC (2件):
G01N21/64 ,  G02B21/16
FI (3件):
G01N21/64 G ,  G01N21/64 E ,  G02B21/16
Fターム (24件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043EA18 ,  2G043EA19 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043GA03 ,  2G043GB01 ,  2G043GB03 ,  2G043GB16 ,  2G043HA08 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2H052AA09 ,  2H052AC06 ,  2H052AC09 ,  2H052AC34

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