特許
J-GLOBAL ID:200903090162293383

固形腫瘍の予後のための薬理ゲノミクス的マーカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-556346
公開番号(公開出願番号):特表2008-529554
出願日: 2006年02月17日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
本発明は、固形腫瘍の予後のためまたは治療の評価のための方法、システム、および機器を提供する。固形腫瘍の予後のための遺伝子マーカーは、本発明により同定することができる。各遺伝子マーカーは、抗癌治療の開始後、固形腫瘍患者のPBMCにおいて変化した発現パターンを有し、それら変化の大きさは、それら患者の臨床転帰と関連する。1つの実施態様では、Cox比例ハザードモデルを用いてRCC患者の臨床転帰とそれら患者のPBMCにおけるCCI-779治療中の遺伝子発現の変化との関連性を判定する。Coxモデルにより同定される遺伝子の非限定的な例は、表4A、表4B、表5Aおよび表5Bに示している。それら遺伝子は、RCCの予後のための代用マーカーとして用いることができる。また、CCI-779または他の抗癌剤の有効性についての薬理ゲノミクス指標としてもそれらを用いることができる。
請求項(抜粋):
着目する患者の固形腫瘍の予後のためまたは治療の有効性の評価のための方法であって、該方法は、 前記着目する患者の末梢血細胞中の少なくとも1つの遺伝子の発現レベルの変化を、該患者の治療中に検出する工程であって、該着目する患者と同じ固形腫瘍を有し、同じ治療を受ける患者における該変化は、相関関係モデルにより該患者の臨床転帰と関連づけられる、工程と、 前記着目する患者の前記変化と基準変化とを比較する工程であって、該着目する患者の該変化と該基準変化との差は、該着目する患者の前記固形腫瘍の予後または前記治療の有効性を示す、工程と、 を包含する、方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C12Q 1/02 ,  G01N 33/574
FI (3件):
C12Q1/68 A ,  C12Q1/02 ,  G01N33/574 A
Fターム (13件):
4B063QA06 ,  4B063QA13 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QR77 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34

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