特許

J-GLOBAL ID：200903090173956937

スイツチング電源装置

発明者： 山下 隆司 ,  山▲崎▼ 幹夫 ,  高橋 信浩
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 若林 忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-179729
公開番号（公開出願番号）：特開平5-030732
出願日： 1991年07月19日
公開日（公表日）： 1993年02月05日
要約：

【要約】【目的】 負荷側の電源スイッチがオフの時のスイッチング電源装置の損失を低減する。【構成】 負荷側の電源スイッチ12がオフの時、フリップフロップ17の出力Qはロウレベルで、制御回路11Aの駆動信号Aはハイレベルなので、スイッチ素子2はオフしている。電源スイッチ12がオンすると、第1の比較器15の出力がハイレベルとなるため、フリップフロップ17の出力Qもハイレベルとなり、制御回路11Aからオン/オフの駆動信号Aが出力されてスイッチ素子2はスイッチング動作する。電源スイッチ12が再びオフになると、第2の比較器16の出力がハイレベルとなってフリップフロップ17の出力Qがロウレベルとなるため駆動信号Aはハイレベルとなり、スイッチ素子2はオフし、スイッチング動作が停止する。

請求項（抜粋）：

直流電源を入力とし、負荷側の電源スイッチのオン/オフ動作に連動して動作するスイッチング電源装置であって、直流電源の直流電圧を断続するスイッチ素子と、断続する電圧を平滑する平滑フィルタと、前記スイッチ電源装置の出力端子間に接続されて、前記平滑フィルタの出力電圧を検出する出力電圧検出用抵抗と、前記スイッチング電源装置の入出力間に接続された抵抗と、前記出力電圧を、前記スイッチ素子がオフで、かつ前記電源スイッチがオンのときの前記出力電圧の値よりも大きく、前記スイッチ素子がオフで、かつ前記電源スイッチがオフのときの前記出力電圧の値よりも小さい第1の基準電圧と比較する第1の比較器と、前記出力電圧を、前記電源スイッチがオンのときの前記スイッチング電源装置の定常状態における前記出力電圧の値よりも大きく、前記電源スイッチがオフしたときの前記出力電圧の上昇値よりも小さい第2の基準電圧と比較する第2の比較器と、第1の比較器の出力、第2の比較器の出力をセット入力、リセット入力とし、前記出力電圧が第1の基準電圧より低下したことを検出して第1の状態となり、前記出力電圧が第2の基準電圧より上昇したことを検出して第2の状態となるフリップフロップと、前記フリップフロップの出力を入力とし、前記出力電圧が第1の基準電圧より低下したときに、前記出力電圧が所要の電圧となるように前記スイッチ素子をオン/オフする駆動信号を出力し、前記出力電圧が第2の基準電圧より上昇したときに前記駆動信号を停止する制御回路とを有するスイッチング電源装置。