特許
J-GLOBAL ID:200903090180392747

環状フェノール硫化物の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折口 信五
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255369
公開番号(公開出願番号):特開平10-081681
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】基本骨格にフェノール骨格を6〜16含む新規な環状フェノール硫化物の製造方法を提供する。【解決手段】一般式(1)(式中、Y1は水素原子または炭化水素基である。)で表されるフェノール類と、該フェノール類1グラム当量に対し0.1グラム当量以上のセシウム金属試薬、カルシウム金属試薬およびバリウム金属試薬から選ばれる少なくとも1種の金属試薬と反応させ、予め該金属試薬と該フェノール類との金属フェノキシド類を生成させた後に、該フェノール類1グラム当量に対し0.5グラム当量以上の単体イオウを反応させ、一般式(1)の構成単位のフェノール骨格を6〜16含む新規な環状フェノール硫化物を製造する。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、Y1は水素原子または炭化水素基である。)で表されるフェノール類と、該フェノール類1グラム当量に対し0.1グラム当量以上のセシウム金属試薬、カルシウム金属試薬およびバリウム金属試薬から選ばれる少なくとも1種の金属試薬と反応させ、予め該金属試薬と該フェノール類との金属フェノキシド類を生成させた後に、該フェノール類1グラム当量に対し0.5グラム当量以上の単体イオウを反応させ、一般式(2)【化2】(式中、Y2は水素または炭化水素基であり、nは6以上16以下の整数であり、mは1〜7の整数であり、複数のSmのmはそれぞれ同一であっても良いし、異なっていても良い。また、複数のY2は、それぞれ同一であっても良いし、異なっても良い)で表される環状フェノール硫化物を製造することを特徴とする環状フェノール硫化物の製造法。
IPC (2件):
C07D341/00 ,  C08G 75/14
FI (2件):
C07D341/00 ,  C08G 75/14

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