特許
J-GLOBAL ID:200903090184083811

溶接性及び深絞り加工性にすぐれる表面処理金属板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-212228
公開番号(公開出願番号):特開平9-057188
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】溶接性及び深絞り加工性にすぐれ、特に、家庭電気製品用部品に好適に用いられる無機・有機複合被覆表面処理金属板及びその製造方法を提供する。【解決手段】ワックスを含むシリカ微粒子の乾燥ゲルからなるガラス質の被膜を表面に有し、ガラス質の被膜がリチウムをケイ素に対するモル比にて0.02〜0.5の範囲で含有し、第1のワックスが主としてガラス質の被膜の表面に付着し、第2のワックスが粒子状にて主としてガラス質の被膜中に分散され、一部が表面に露出している。水分散型ワックス粒子を含むケイ酸塩水溶液とケイ酸コロイドとの混合物からなる塗布液を金属板の表面に塗布し、板加熱乾燥させて、ガラス質の被膜を金属板の表面に形成する。水分散型ワックス粒子として、金属板の加熱乾燥時の板温度よりも低い軟化点を有する第1の水分散型ワックス粒子と、高い軟化点を有する第2の水分散型ワックス粒子との混合物を用いる。
請求項(抜粋):
ワックスを含むシリカ粒子の乾燥ゲルからなるガラス質の被膜を表面に有する表面処理金属板において、ガラス質の被膜がリチウムをケイ素に対するモル比にて0.02〜0.5の範囲で含有すると共に、第1のワックスが主としてガラス質の被膜の表面に付着しており、第2のワックスが粒子状にて主としてガラス質の被膜中に分散されており、一部が表面に露出していることを特徴とする溶接性及び深絞り加工性にすぐれる表面処理金属板。
IPC (2件):
B05D 7/14 ,  B05D 7/24 302
FI (2件):
B05D 7/14 G ,  B05D 7/24 302 B

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