特許
J-GLOBAL ID:200903090196192829

オイルコークスを用いた環境調和型の溶融還元製錬法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-119714
公開番号(公開出願番号):特開平11-310811
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 溶融還元製錬法で発生するCO2 排出量を減らす。【解決手段】 炭材としてオイルコークス22を使用する。オイルコークスを含む装入物に含まれる全硫黄量を、20kg/t-溶融金属以下に制限する。オイルコークスの投入は、スラグ浴37a表面より2m以上の高さ位置から、雰囲気ガス温度1000°C以上の位置から、窒素8等のキャリアーガスで送出しつつ1個の投入シュート61当たりの装入物質の鉛直下向き運動量を100kgm/s以上に制御して行なう。重力落下で投入する場合も上記運動量を100kgm/s以上にする。【効果】 CO2 排出量の排出量減少と共に、オイルコークスを単なる燃料として使用する場合よりもSOX の発生は著しく減る。
請求項(抜粋):
金属酸化物及び/又は金属水酸化物を含む原料、並びに造滓材を溶融還元炉に装入し、そして石炭及び/又はコークスを含む炭材を燃料及び還元材として使用し、前記炭材を酸素含有ガスで燃焼させた熱により前記原料及び前記造滓材を加熱し溶融し、前記溶融還元炉で直接溶融還元製錬する方法において、前記炭材として、前記石炭及び/又はコークスの少なくとも一部に替えてオイルコークスを使用し、操業することを特徴とする、環境調和型の溶融還元製錬法。

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