特許
J-GLOBAL ID:200903090214140807

インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261285
公開番号(公開出願番号):特開2002-067320
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】【課題】 記録ヘッドの複数の吐出口について時分割で駆動してインクを吐出する構成において、吐出口の駆動周期の間に、その記録ヘッドで行なわれる全吐出をイベントとするとき、直前のイベントによる液滴群によって生じた気流が、その後のイベントの飛翔液滴群に与える影響を軽減し、高画質および高速印刷を実現する。【解決手段】 イベントの全液滴群がその飛翔する間に形成する、仮想的な所定平面yzへの投影面積A1が、A2=(吐出口の駆動周期tr×吐出速度v×同時吐出液滴最大幅w)から求められる面積A2の92%以上100%未満とする。ここで、同時吐出液滴最大幅wは、時分割駆動の同時駆動ブロックに属する液滴群のうちの両端の液滴間距離を上記所定平面へ投影して得られる距離である。
請求項(抜粋):
インクを吐出する一列に配列された128個以上の吐出口を600dpi以上の配列密度で備える記録ヘッドを用い、該記録ヘッドの複数の吐出口について時分割で駆動し当該複数の吐出口から記録媒体にインクを吐出して記録を行なうインクジェット記録方法において、インクの吐出方向を直交座標系おけるz方向、また,記録ヘッドの走査方向をx方向とするとき、一つの吐出口に関する駆動周期の一周期の間に、当該記録ヘッドにおいて前記一列に対応する128個以上の吐出口から吐出がなされることによって、当該記録ヘッドと記録媒体との間の領域に分布するインク滴群をyz平面に投影して得られる仮想的な領域であって、該インク滴群の最外位置に位置するインク滴中心を直線で結んで構成される領域の面積Alが、A2=前記一つの吐出口に関する駆動周期(tr)×吐出速度(v)×前記時分割駆動における同時駆動によって吐出されるインク滴の最大幅(w)、ここで、前記時分割駆動における同時駆動によって吐出されるインク滴の最大幅とは、前記同時駆動による吐出に属するインク滴群のうち、両端のインク滴間距離を前記yz平面に投影して得られる距離からもとめられる面積A2の92%以上100%未満であることを特徴とするインクジェット記録方法。
Fターム (10件):
2C057AF01 ,  2C057AF21 ,  2C057AF29 ,  2C057AF31 ,  2C057AG14 ,  2C057AG16 ,  2C057AM40 ,  2C057AN01 ,  2C057BA04 ,  2C057BA13

前のページに戻る