特許
J-GLOBAL ID:200903090218151226

歯科用粘膜調整材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-038184
公開番号(公開出願番号):特開2006-225281
出願日: 2005年02月15日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 口腔内使用時における材料からの溶出成分が少なく、使用される通常の期間内であれば、初期の柔軟性が維持され、且つ義歯床の劣化も引き起こさない歯科用粘膜調製材を提供する。【解決手段】 ポリブチルメタクリレート等のTgが0〜60°Cの範囲にある(メタ)アクリル系の非架橋ポリマー粉末を主成分とする粉材と、質量平均分子量が1000〜10000の範囲にあり、かつ分子量500以下のオリゴマーの割合が10質量%以下である液状ポリマーを主成分とする液材とからなり、使用時に両材を混合して用いる。上記液状ポリマーの材質としては、粉材との練和性の観点などからイソプロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート等が好適である。さらに、液材に水溶性有機溶媒を、粉材に架橋ポリマー粉末やTgが60°C以上かつ平均粒径1μm以下の非架橋ポリマーを加えると、保存安定性や操作性を向上させることができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(1)粉材と(2)液材とに分割して包装、保存されており、使用時には両材を混和したペーストとして用いる歯科用粘膜調整材において、(1)粉材が、ガラス転移温度が0〜60°Cの範囲にある(メタ)アクリル系の粉末状の非架橋ポリマーを主成分とし、(2)液材が、質量平均分子量が1000〜10000の範囲にあり、かつ分子量500以下のオリゴマーの割合が10質量%以下の液状ポリマーを主成分とすることを特徴とする歯科用粘膜調整材。
IPC (3件):
A61K 6/083 ,  A61C 13/23 ,  A61C 13/00
FI (3件):
A61K6/083 500 ,  A61C13/23 ,  A61C13/00 D
Fターム (5件):
4C089AA03 ,  4C089AA10 ,  4C089BE02 ,  4C089CA02 ,  4C089CA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-20204号公報
  • 特開平2-297358号公報

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