特許
J-GLOBAL ID:200903090227088898

浮体物の繋留装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原崎 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315613
公開番号(公開出願番号):特開平8-142980
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 時化や台風時に本体を自動的に沈下させて荒波の影響を回避し、また、干満に変位する水面に追従できるようしかも、常に、索条に作用する張力が同一の状態で浮体物を支持して、係留装置の疲労破壊を防ぎ、逆止め弁の補修・点検・交換等を容易に行う。【構成】 浮体物1を水底に連結支持する索条5の途中に索条調節器4を筒体で形成し、一端を開放し他端を閉塞状に形成し、内部を開放室側4cと閉塞室側4dとに二分するピストン6を内部に移動自在に内装し、水底側に連なる索条5を索条調節器4の閉塞状の他端から上記閉塞室側4dに挿入して上記ピストン6に連結し、閉塞室側4dに連通する圧力調整補助器9を水中に着脱自在に設け、閉塞室側4dを水中と連通状態にする逆止め弁10を設け、開放室側4cから挿入されてピストン6に連結された索条5の他端に重り7を取付けた。
請求項(抜粋):
水面上に浮かぶ浮体物を水底に連結支持する索条の途中に索条調節器を取付け、該索条調節器を浮体物に連結し、該索条調節器を筒体で形成し、筒体からなる索条調節器の一端を開放し他端を閉塞状に形成し、筒体からなる索条調節器の内部を開放室側と閉塞室側とに二分するピストンを索条調節器の内部に移動自在に内装し、水底側に連なる索条を索条調節器の閉塞状の他端から上記閉塞室側に挿入して上記ピストンに連結し、索条調節器内部の閉塞室側に連通する圧力調整補助器を索条調節器の外部の水中に着脱自在に設け、索条調節器内部の閉塞室側を広げる方向にピストン移動時には開いて閉塞室側を水中と連通状態にする逆止め弁を圧力調整補助器に設け、ピストンで二分された索条調節器内部の開放室側から挿入されてピストンに連結された索条の他端に重りを取付けたことを特徴とする浮体物の繋留装置。
IPC (2件):
B63B 21/50 ,  B63B 35/44

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