特許
J-GLOBAL ID:200903090232443345

高純度芳香族ジカルボン酸の製造方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112765
公開番号(公開出願番号):特開平9-295957
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】CTA回収工程の乾燥器およびサイロを省略して製造効率を高め、さらに、得られる結晶の純度を高める。【解決手段】酸化反応器1にて生成される粗製テレフタル酸の酢酸スラリーを、第1ロータリードラムフィルターに供給して酢酸を分離するとともに、第1洗浄液により洗浄・濾過し、洗浄後のケーキをリスラリー槽5に供給し、水を添加しながら再懸濁した後、再懸濁スラリーを第2ロータリードラムフィルターに供給して、水を主体とする水系溶媒を分離するとともに、第2洗浄液として水により洗浄・濾過し、水洗浄後のケーキを、そのまま後段の粗製テレフタル酸の精製・分離工程に送るとともに、前記第2の固液分離手段において分離した前記水系溶媒は、前記第1洗浄液として使用する。
請求項(抜粋):
前段に反応溶媒および触媒の存在下にて酸化反応による粗製芳香族ジカルボン酸の生成・回収工程、後段に前記粗製芳香族ジカルボン酸から高純度芳香族ジカルボン酸を得る精製・分離工程を有する芳香族ジカルボン酸の製造方法において、前記酸化反応により生成される反応溶媒中の粗製芳香族ジカルボン酸スラリーを、第1の固液分離手段に供給し、この第1の固液分離手段において前記反応溶媒を分離するとともに、第1洗浄液により洗浄および濾過を行い、洗浄後のケーキを水を添加しながら再懸濁手段にて再懸濁した後、再懸濁スラリーを第2の固液分離手段に供給し、この第2の固液分離手段において、水を主体とする水系溶媒を分離するとともに、第2洗浄液として水により洗浄および濾過を行い、水洗浄後のケーキを、そのまま前記後段の精製・分離工程に送るとともに、前記第2の固液分離手段において分離した前記水系溶媒は、前記第1洗浄液として使用することを特徴とする高純度芳香族ジカルボン酸の製造方法。
IPC (5件):
C07C 63/26 ,  B01J 23/00 ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/42 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 63/26 J ,  B01J 23/00 X ,  C07C 51/265 ,  C07C 51/42 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平6-502653

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