特許
J-GLOBAL ID:200903090234948606

車両用ペダル変位制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-036692
公開番号(公開出願番号):特開平10-226325
出願日: 1997年02月20日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 所定値以上の外力が車両の前方から作用した際に車両用ペダルの踏面の変位を制御する。【解決手段】 ブレーキペダル10のペダル支持部56の後方には、ステアリングサポート76に設けられテーパ部80A及び係合部80Bを備えた押圧部80が配置されている。従って、所定値以上の外力が車両の前方から作用すると、後方へ変位したペダル支持部56は押圧部80によって略車両前方側へ押圧されるので、ブレーキペダル10は回転軸部回りに略車両前方側へ回転変位する。さらに、ペダル支持部56が押圧部80によって押圧される際、ペダル支持部56はテーパ部80Aに沿ってスライドし、係合部80Bに係合される。そして、この過程でクレビス68の一方の側部68Aが変形し、ペダル支持部56はクレビスピン70から離脱される。従って、インパネリインフォースに伝達される押圧反力を低減させることができる。
請求項(抜粋):
所定値以上の外力が車両前部に作用した際に略車両後方側へ変位する第1の車体側構成部材に固定されたペダルブラケットと、このペダルブラケットに揺動中心となる回転軸部が支持された吊り下げ式の車両用ペダルと、この車両用ペダルよりも略車両後方側に配置された高強度の第2の車体側構成部材に設けられ、第1の車体側構成部材の略車両後方側への変位に伴って車両用ペダルが略車両後方側へ変位した際に、当該車両用ペダルに回転軸部回りの略車両前方側への押圧力を付与することで、車両用ペダルの踏面の変位を制御する変位制御手段と、を有し、さらに、変位制御手段から車両用ペダルへの押圧力付与時に、変位制御手段を介して所定値以上の押圧反力が第2の車体側構成部材に伝達されるのを抑制する抑制手段を設けた、ことを特徴とする車両用ペダル変位制御構造。
IPC (3件):
B60T 7/06 ,  B60T 17/18 ,  G05G 1/14
FI (3件):
B60T 7/06 A ,  B60T 17/18 ,  G05G 1/14 Z

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