特許
J-GLOBAL ID:200903090239754737

触媒浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207850
公開番号(公開出願番号):特開平5-049859
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 各種ガス中のCO(一酸化炭素),HC(炭化水素)や、だに,細菌などの有害成分を加熱し酸化浄化する触媒浄化装置においてエネルギー使用量が少ない触媒浄化装置を提供することを目的とする。【構成】 触媒浄化装置本体5の両端の開口部がガスの入口または出口として交互に変換できるガス出入口1,8と、中央に加熱装置4とその両側に触媒3、両端と触媒3の間に蓄熱体2を設置した構成を有する。排ガスは一方の蓄熱体2から熱を奪い加熱装置4で加熱され触媒3を通過する。そしてもう一方の蓄熱体2で熱を奪われ冷却され放出される。一定時間毎にガスの流れ方向7を逆転し、それぞれの蓄熱体2の加熱または冷却の働きを交換させる。このとき加熱装置4の温度制御は常に加熱装置4の風下側の温度センサー21で制御できるように温度センサー21を切り替える構造とする。このことは熱エネルギーの一部また大部分を2層の蓄熱体2で閉じこめることができるとともに、排ガスを浄化に必要な最適温度まで加温でき、熱効率の高い触媒浄化装置を提供できる。
請求項(抜粋):
触媒浄化装置本体の両端が排ガスの入口,出口として交互に変換するガス出入口を有し、中央に加熱装置を配し、その両側に触媒を設置するとともに、両端から前記触媒までのガス流路にそれぞれ蓄熱体を有し、一定時間悪臭成分を含んだ排ガスを一端から前記触媒浄化装置本体内に導入し、前記蓄熱体及び加熱装置により加熱後、前記触媒により浄化し、もう一方の蓄熱体で冷却し、他端から排出し、次にダンパーの切り替えによりガスの流れ方向を逆転させ、前記排ガスを一定時間前記触媒浄化装置本体内に導入し、加熱,浄化,冷却過程を経て排出する操作を交互に繰り返すことにより、前記排ガス中の有害成分を浄化する構成を有した触媒浄化装置において、前記加熱装置による加熱温度制御を行うため、ガスの流れ方向の逆転に対応して、常に前記加熱装置の風下側の前記触媒の前方または後方に温度センサーを設けた触媒浄化装置。
IPC (2件):
B01D 53/36 ,  B01D 53/36 103

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