特許
J-GLOBAL ID:200903090241647697

記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055799
公開番号(公開出願番号):特開平9-244517
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 紙の搬送性を損なうことなく、定着ローラの表面の温度が低下するのを防いで定着性能を高水準に保ち、記録装置が正確に、かつ、安定して機能するようにする。【解決手段】 プロセスユニット20により画像転写済みの転写紙1が、定着ユニット50に到達する前の搬送経路の途中で、該転写紙1の画像転写面に送風空気を吹き付ける送風ユニット41を有し、送風空気の風速または風量と、温度とを複数の段階にわたって調整できるようにし、紙の搬送性を維持しながら定着ローラの表面の温度が低下するのを防止して、定着性能を高水準に保つようにしている。さらに、紙の種類を入力する操作装置と紙の厚さを測定する紙厚センサ30とを備えて、入力した紙種に最適の温度と、測定した紙の厚さに最適の風速または風量および温度を自動調整し、消費エネルギーの最適化と操作の簡素化を行い、より正確に、かつ、より安定して、記録装置が機能できるようにしている。
請求項(抜粋):
感光体を有し、該感光体の表面に電子写真方式により静電潜像を形成し、該静電潜像を湿式の現像部により現像し、転写ベルトにより転写紙を前記感光体の転写位置に搬送して現像された画像を該転写紙に転写し、転写画像を定着ローラにより加熱して定着し、定着済み転写紙を排紙トレーもしくは両面給紙トレーに搬送する画像形成装置で、前記感光体の転写位置と前記定着ローラの定着位置とを垂直方向に配置するとともに、前記定着ローラに対して加圧ローラを水平に対向させて配置し、前記転写位置から前記定着位置にいたる搬送経路に、画像転写を終えた前記転写紙の非画像転写面に接触して前記転写紙を支えるガイド板と、その反対側の画像転写面に空気を吹き付ける送風手段と、送風空気を加熱する送風空気加熱手段とを有する記録装置において、前記送風空気加熱手段が、複数の段階にわたって、送風空気の温度を変更/調節することが可能であることを特徴とする記録装置。

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