特許
J-GLOBAL ID:200903090244136898

免震装置の転滑支承構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-096896
公開番号(公開出願番号):特開平10-292671
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】ボールを支持する支持板の小型化、材料コストの低減を図り、かつ、免震支持体自体に復元力効果を具備させ得ると共に、予想外の大地震などによる単球転がり支承のみでは減衰できない外力を減衰させて免震効果を発揮させることができる。【解決手段】基礎2に固定した下側支持板8と、下側支持板8に対向して建築物4の土台に固定された上側支持板10と、上側支持板10と下側支持板8との間に配設されると共に基礎2と建築物4とが水平方向に相対的に変位したときに上側支持板10および下側支持板8それぞれに対して転動するボール12とを有し、前記上側支持板10の平面視径d1を下側支持板8の平面視径d2よりも大きく形成し、平面部8bの外周縁には、ボール12の下側支持板8に対する転動を規制すると共に下側支持板8からの脱落を防止する下側周壁16を形成する。
請求項(抜粋):
基礎と構造物との間に介在して該構造物を水平方向に移動自在に支持する免震支持体を備えた構造物の免震装置において、前記免震支持体は、前記基礎に固定した下側支持板と、該下側支持板に対向して前記構造物に固定された上側支持板と、該上側支持板と前記下側支持板との間に配設されると共に基礎と構造物とが水平方向に相対的に変位したときに上側支持板および下側支持板それぞれに対して転動するボールとを有し、前記上側支持板および下側支持板のうちの一方側支持板の平面視径を他方側支持板の平面視径よりも大きく形成し、前記他方側支持板の外周部に、前記ボールの他方側支持板に対する転動を規制する他方側ボール転動規制手段を設けたことを特徴とする免震装置の転滑支承構造。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/36
FI (2件):
E04H 9/02 331 E ,  E04B 1/36 L
引用特許:
審査官引用 (1件)

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