特許
J-GLOBAL ID:200903090245974900
ロータリ圧縮機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085528
公開番号(公開出願番号):特開2000-283062
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 ブレード一体ピストン型のロータリ圧縮機において、吐出流速の大きい吐出開始直後の圧損によるオーバーシュート損失が抑制できない。【解決手段】 吐出口301をフレーム3またはシリンダヘッド7の軸方向から見て圧縮室側に最も揺動したときのブレード501側面に接する位置に設けることにより、吐出圧到達前後にブレード501によって吐出口301が閉塞されるのを避け、吐出圧到達直後の吐出抵抗増大を抑制する。
請求項(抜粋):
吸入口及び吐出口が開口するシリンダ室とブレード運動空間を有するシリンダと、前記シリンダ室内で偏心して揺動を伴う公転運動するピストンと、前記ピストンに一体的に設けられ前記シリンダ室内を圧縮室と低圧室とに区画して前記ブレード運動空間内で往復且つ揺動運動するブレードと、前記シリンダの前記シリンダ室と前記ブレード運動空間の間に形成された円筒穴部に回転自在に嵌入され前記ブレードを往復且つ揺動自在に支持するガイドと、前記ピストンの内周面に嵌入されて前記ピストンを公転させる駆動軸と、前記シリンダ室の両端面開口部を閉塞するように配置され前記駆動軸を回転自在に支持するフレームとシリンダヘッドとを密閉容器内に備え、前記駆動軸の回転により前記ピストンが揺動を伴う公転運動を行い、前記吸入口からシリンダ室内に吸入した流体を圧縮して吐出口から吐出するようにしたロータリ圧縮機において、前記吐出口は、フレームまたはシリンダヘッドの軸方向から見て圧縮室側に最も揺動したときのブレード側面に接し、かつ吐出口中心のシリンダ中心からの距離がシリンダ内半径から吐出口半径を減じた値以上で、シリンダ内半径以下となる位置で、少なくともフレ-ム及びシリンダヘッドのどちらか一方に設けられていることを特徴とするロータリ圧縮機。
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