特許
J-GLOBAL ID:200903090248712850
音声符号化装置および音声復号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049475
公開番号(公開出願番号):特開平6-266395
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 音声信号を音源信号とスペクトル形状情報に分離して、音源信号から1ピッチ周期長の代表音源を抽出して符号化と復号化を行う音声符号化装置において、位相のズレを起こさない代表音源の切り出しを可能とする。【構成】 音声符号化装置内に、前フレームの代表音源との相関値と音源信号内のピーク値に基づいて切り出しを行い、切り出した位置と相関最大の位置のシフト値をも抽出する代表音源抽出手段11を備えた。第一の切り出し手段25は、音源信号内のピーク値に基づいて音源信号を切り出す。第二の切り出し手段は前フレームの代表音源と現フレームの音源信号との相関値を計算し、相関値が最大となる位置から音源信号を切り出す。選択手段27は、いずれか一方の切り出し手段から得られた音源信号を選択し、代表音源18として出力する。
請求項(抜粋):
音声信号を所定の長さのフレーム毎に分析して、スペクトル形状情報と音源信号に分離し、音声信号が有声音である場合に、ピッチ周期を求め、フレーム内の音源信号から1ピッチ周期長の代表音源を抽出して、この代表音源と、ピッチ周期、スペクトル形状情報を含む複数のパラメータを符号化する音声符号化装置において、前記音源信号内のピーク値を探索し、得られたピーク位置を基準として第一の切り出し音源を抽出する第一の切り出し手段と、1フレーム前が有声音であった場合に、少なくとも、前フレームの代表音源との相関値を最大にする現フレーム内の音源信号の位置、および、前フレームの代表音源を切り出した位置の音声信号との相関値を最大にする現フレーム内の音声信号の位置のいずれかを算出して、この位置を基準として第二の切り出し音源を抽出するとともに、その相関値を出力する第二の切り出し手段と、少なくとも、音源信号を分析して得られる所定の特徴パラメータと前記相関値との一方を用いて、第一の切り出し音源と第二の切り出し音源の何れかを選択して代表音源とする選択手段を備えたことを特徴とする音声符号化装置。
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