特許
J-GLOBAL ID:200903090251030817
超臨界水を用いた炭化水素資源の転換方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-091509
公開番号(公開出願番号):特開2000-282063
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 装置を大型化せず、コーキング現象を生じることなく、高い転換率で炭化水素資源から水素及び一酸化炭素を含むガス、BTXを主成分とする軽質油、及びフェノール類を主成分とする水溶性油を比較的少ない熱エネルギで製造する。副産物である二酸化炭素ガスを大気中に放出せずに反応に有効利用する。【解決手段】 圧力25〜50MPa、温度380〜500°Cの領域13aで炭化水素資源を水と反応させて一次分解により水素、一酸化炭素及び二酸化炭素を含むガスと、重質油及び軽質油を含む水不溶性油と、水に溶解した水溶性油とを生成する。圧力25〜50MPa、温度500〜800°Cの領域13bで一次分解で生成した残渣と水とを反応させてこの残渣を二次分解により水素及び一酸化炭素を発生させる。圧力25〜50MPa、温度800〜1200°Cの領域13cで二次分解で生成した残渣を燃焼させて一酸化炭素を発生させる。
請求項(抜粋):
圧力25〜50MPa、温度380〜500°Cの第1反応領域(13a)で炭化水素資源と水とを反応させて前記炭化水素資源を一次分解することにより重質油及び軽質油を含む水不溶性油と水に溶解した水溶性油とを生成し、圧力25〜50MPa、温度500〜800°Cの第2反応領域(13b)で前記一次分解により生成した残渣と水とを反応させて前記残渣を二次分解することにより水素を主成分とするガスを発生させ、圧力25〜50MPa、温度800〜1200°Cの第3反応領域(13c)で前記二次分解により生成した残渣を燃焼させて一酸化炭素を主成分とするガスを発生させることを特徴とする超臨界水を用いた炭化水素資源の転換方法。
IPC (5件):
C10J 3/46
, B09B 3/00
, C10G 1/00
, C10G 11/20
, C10J 3/72
FI (8件):
C10J 3/46 C
, C10J 3/46 H
, C10G 1/00 A
, C10G 1/00 H
, C10G 11/20
, C10J 3/72 B
, C10J 3/72 E
, B09B 3/00 304 H
Fターム (18件):
4D004AA46
, 4D004BA03
, 4D004CA24
, 4D004CA34
, 4D004CA39
, 4D004CC09
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D004DA07
, 4H029BA11
, 4H029BA15
, 4H029BA18
, 4H029BB04
, 4H029BB10
, 4H029BB11
, 4H029BC02
, 4H029BC04
, 4H029BC05
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