特許
J-GLOBAL ID:200903090258122423
リボザイム増幅診断用薬
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-514281
公開番号(公開出願番号):特表平8-507202
出願日: 1993年12月03日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】核酸、タンパク質、またその他の分子の存在を検出する診断道具としてリボザイムの使用のためのシステムが記載され、このシステムでは、活性リボザイムの形成およびアッセイ可能なマーカーの開裂が、特定の標的分子の存在または非存在に依存する。必須の成分は、リボザイム特異的であるが、好ましくは支持体構造上に固定化された標識された共標的と組み合わせて選択された標的を可逆的に結合する。標的および共標的が結合するとき、リボザイムが共標的から標識を開裂し、それは次いで定量可能である。このリボザイムは標的および共標的により可逆的に結合されるので、別の共標的と再結合し得、より多くの標識を開裂し、それによって、反応シグナルを増幅する。1つの実施態様では、標的は、リボザイムの部分を形成する相補的配列にハイブリダイズする核酸であり;第2の実施態様では、標的は、リボザイム分子の部分との相互作用により結合されるタンパク質またはその他の高分子である。別の実施態様では、熱安定性のリボザイムが使用され、不適切に結合したリボザイムは、脱安定化されそして高温で不活性化される。制御可能なリボザイムを単離する方法がまた記載される。制御可能なリボザイムは、特定の高分子の存在を検出する方法において有用であり、または標的RNA分子の開裂の不活性化または活性化のためのインビトロまたはインビボの方法で使用され得る。
請求項(抜粋):
溶液中の標的核酸分子を検出する方法であって、以下の工程: 溶液中に、2つの相補的なヌクレオチド分子がハイブリダイズし得る条件下で:リボザイム分子、標的核酸分子、およびリボザイムに対する開裂部位を含む標識された共標的核酸分子、を提供する工程、ここで、該共標的分子および標的分子は異なる配列を有し、そして該リボザイム分子は、該標識された共標的核酸分子に相補的な領域および該標的核酸分子に相補的な領域を含み、ここで、該相補的な領域は、少なくとも、該リボザイム分子と共標的核酸分子と標的核酸分子との間の結合を得るために最小限の数の相補的ヌクレオチドを含み、 該リボザイム分子を、該標識された共標的核酸分子および標的核酸分子と反応させる工程、および 該標的核酸分子が溶液中に存在する場合、該標的核酸分子が溶液中に存在しない場合と比較して遊離の標識の存在を検出する工程: を包含する方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68
, C07H 21/04
, C12N 15/09 ZNA
, G01N 33/50
, G01N 33/566
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