特許
J-GLOBAL ID:200903090260133386

内燃機関のバランサ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-229360
公開番号(公開出願番号):特開平7-083284
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 潤滑油の排出をスムースにし、ウエイト部29との衝突によるフリクションロスを軽減する。【構成】 ハウジング12は、ハウジングアッパ13とハウジングロア14とからなり、内部に一対のシャフト収容室21が互いに独立して形成される。シャフト収容室21には、断面半円形のウエイト部29を有するバランサシャフト15が収容される。ウエイト部29を囲む第1ウエイト収容部23の内周面23aは、断面真円形ではなく、ウエイト部29外周面との間に生じる間隙32がバランサシャフト15の回転方向に沿って徐々に大となるようにインボリュート曲線に近似した形状をなしている。この間隙32が最大となる下部に、接線方向に向かってオイル排出口33が開口している。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクケース内においてシリンダブロック下部に取り付けられ、かつ一対のシャフト収容室が平行に形成されるとともに、各シャフト収容室の複数箇所に軸受部が形成されたハウジングと、断面半円形のウエイト部を有し、上記ハウジングの各シャフト収容室にそれぞれ収容されるとともに、上記軸受部に回転自在に支持され、かつクランクシャフトに同期して駆動される一対のバランサシャフトと、を備えてなる内燃機関のバランサ装置において、上記シャフト収容室内周面と上記バランサシャフトのウエイト部外周面との間隙が、バランサシャフト回転方向に沿って徐々に大となるように、シャフト収容室内周面を形成するとともに、周方向で上記間隙が最も大となる位置に、接線方向に向かってオイル排出口を開口形成したことを特徴とする内燃機関のバランサ装置。
IPC (2件):
F16F 15/26 ,  F02B 77/00

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