特許
J-GLOBAL ID:200903090260300789

感熱記録シート

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003547
公開番号(公開出願番号):特開平6-206376
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 発色性、耐スティッキング性が良好で、耐可塑剤性、耐水性等の画像保存性、印刷適性に優れた感熱記録シートを提供することである。【構成】 支持体上に感熱記録層、保護層を順次積層した感熱記録シートで、感熱記録層に、バインダ-成分としてポリヒドロキシ化合物と50°C以下のガラス転移温度の高分子ラテックスと特定の疎水性ビニル系単量体主体で重合した水分散性重合物で、その軟化点が150〜260°Cの水分散性重合物、保護層として50°C以下のガラス転移温度の高分子ラテックスと特定の疎水性ビニル系単量体主体で重合した水分散性重合物で、その軟化点が保護層1層の場合は、200〜350°C、2層以上の場合は、下層に150〜260°Cの範囲のものを主成分として使用し、好ましくは最上層に、軟化点が200〜350°Cの保護層1層の場合の特定の水分散性重合物を使用する。
請求項(抜粋):
支持体上に感熱記録層、保護層を順次積層した感熱記録シートにおいて、該感熱記録層のバインダ-成分として、ガラス転移温度50°C以下の高分子ラテックスの存在下でガラス転移温度55°C以上である少なくとも1種類の疎水性ビニル系単量体を主体に重合して得られる軟化点150〜260°Cの水分散性重合物Xを、感熱記録層中に全バインダ-の20重量%以上含有し、該保護層が1層であり、該高分子ラテックスの存在下で少なくとも1種類の該疎水性ビニル系単量体を主体に重合して得られる軟化点200〜350°Cの水分散性重合物Yを主成分とすることを特徴とする感熱記録シート。

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