特許
J-GLOBAL ID:200903090260750008

真空脱気装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002239
公開番号(公開出願番号):特開平5-253412
出願日: 1993年01月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は真空脱気装置及び方法に関し、脱気された液流の圧力変動を抑制することを目的とする。【構成】 ハウジング4内に遠心容器3が回転自在に配置され、脱気すべき液体を遠心力で拡開せしめる内面と、脱気された液体を保持する溝6とを形成する。液体を容器3に供給する手段12と、脱気された液体を取り出す手段とが設けられる。この取出手段はチューブ9より成り、チューブ9はハウジングの外側から細長内端8まで延びており、この内端8は容器3の溝6に近接して位置すると共に、液中に浸漬される。脱気された流出ガスの圧力を計測する手段(10)を有し、圧力の計測値は容器(3) への液体の流れを制御するのに使用され、容器(3) 内のレベルは実質的に一定に制御される。取り出された気体の圧力を大気圧以下に制御する手段(14,15) と、脱気された液体流の制御を行う手段(16)が設けられる。
請求項(抜粋):
連続的に流れる液体流供給システムにおける脱気装置において、気密にされたハウジングと、該ハウジング内に設けられる断面円形の遠心容器とを具備し、該容器は、その円形断面の中心を通過しかつ円形断面に直交する軸線の回りを回転可能に取り付けられており、前記容器は遠心力によって付勢された液体を薄い層状に拡開せしめる内側表面と、遠心力によって付勢された液体を容器の回転に際して保持する環状周囲溝とを有しており、前記液流を容器に供給する手段と、前記容器から脱気された液体流を取り出す手段とを具備し、該容器はハウジングの外側の出口ラインから細長い断面形状の開口端まで延びるチューブを具備しており、かつ前記開口端は前記容器の環状周囲溝内に位置すると共にそこに収容される液体に浸漬されており、前記チューブを介して前記容器から取り出される脱気された液流の圧力を計測する手段と、該圧力計測手段に応動し前記容器への液体供給流を調整して前記容器の環状周囲溝内の液体のレベルを一定に維持する手段と、ハウジングからガスを取り出しその内部を大気圧以下の圧力に維持する手段と、脱気された液流の流れを調整する手段とを具備する真空脱気装置。
IPC (2件):
B01D 19/00 101 ,  B01D 19/00 102

前のページに戻る