特許
J-GLOBAL ID:200903090260817064

樹木を保全した状態で斜面を安定化する 複合補強土工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339267
公開番号(公開出願番号):特開平5-112945
出願日: 1991年10月24日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 急斜面であっても多くの樹木を残したまま斜面の安定化を図ることのできる工法を提供すること。【構成】 特殊な星形キャッピングプレート1を介して棒部材7をグラウンドアンカー3に連結する。グラウンドアンカーが定着している岩盤と棒部材による補強土効果ゾーンが、グラウンドアンカーの引張部により連結されているので、グラウンドアンカーの有する斜面安定力が岩盤から上部の土塊全体に作用することになる。こうして樹木4のある急斜面を樹木を保全したまま安定させることが可能となる。この星形キャッピングプレートは、グラウンドアンカー工法と網状鉄筋挿入工法との物理的複合に貢献するだけでなく、それ自体の形状により、密生した樹木の間にも配置し易いという効果を併せもつ。
請求項(抜粋):
アンカー体、引張部及びアンカー頭部から成るグラウンドアンカーを使用するグラウンドアンカー工法において、アンカー頭部として中心部とこの中心部から放射状に延びる3本以上の脚部とから成る星形のキャッピングプレートを用意し、この星形キャッピングプレートの中心部にグラウンドアンカーの引張部の端部を固定すると共に脚部に網状鉄筋挿入工法による棒部材の端部を固定することにより、グラウンドアンカー工法と網状鉄筋挿入工法とを複合させたことを特徴とする、複合補強土工法。
IPC (3件):
E02D 17/20 106 ,  E02D 3/00 ,  E02D 17/20 103

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