特許
J-GLOBAL ID:200903090261986013

膝保護用エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-070580
公開番号(公開出願番号):特開2003-267178
出願日: 2002年03月14日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】着座した乗員の脛への圧迫を防止して、展開膨張したエアバッグが、乗員の膝頭を的確に保護可能な膝保護用エアバッグ装置を提供すること。【解決手段】膝保護用エアバッグ装置のエアバッグ35は、膨張完了時、着座した乗員の脛付近から膝頭付近までの前方側に、配設される。エアバッグは、乗員側壁部41と車体側壁部42とを相互に連結する厚さ規制用の上下のテザー45・49を、備える。上下のテザーは、乗員側壁部との連結部位48・52相互を、車体側壁部との連結部位47・51相互の上下方向の離隔距離h1より、短い離隔距離h2として、膨張完了時における脛の前方付近の上下に、配設させる。エアバッグ35の膨張完了時の左右方向の幅寸法は、下テザーの乗員側壁部への連結部位52より上方側の部位36を、乗員の両膝頭付近を保護可能な幅広とし、かつ、連結部位52より下方側の部位37を、下狭まりとしている。
請求項(抜粋):
着座した乗員の膝の前方側の下方に、取り付けられるとともに折り畳まれて収納されたエアバッグが、膨張時、収納部位から車両後方側へ突出しつつ上方へ展開膨張して、乗員の脛付近から膝頭付近までの前方側に配設されるとともに、膨張完了時の乗員側に配置される乗員側壁部と、車体側に配置される車体側壁部と、を相互に連結する厚さ規制用のテザーを、少なくとも上下二段に配設させて、構成される膝保護用エアバッグ装置であって、前記エアバッグが、前記上下二段のテザーにおける前記乗員側壁部との連結部位相互を、前記上下二段のテザーにおける前記車体側壁部との連結部位相互の上下方向の離隔距離より、短い離隔距離として、膨張完了時における前記脛の前方付近の上下に、配設させるとともに、膨張完了時の左右方向の幅寸法として、前記上下二段のテザーにおける下テザーの前記乗員側壁部への連結部位より上方側の部位を、前記乗員の両膝の膝頭付近を保護可能な幅広の幅寸法とし、かつ、前記下テザーの前記乗員側壁部への連結部位より下方側の部位を、下狭まりとするように、構成されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ装置。
IPC (2件):
B60R 21/22 ,  B60K 37/00
FI (3件):
B60R 21/22 ,  B60K 37/00 B ,  B60K 37/00 J
Fターム (17件):
3D044BA07 ,  3D044BA14 ,  3D044BB01 ,  3D044BC02 ,  3D044BC13 ,  3D044BC15 ,  3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA08 ,  3D054AA12 ,  3D054BB23 ,  3D054CC11 ,  3D054CC29 ,  3D054CC34 ,  3D054DD15 ,  3D054DD17 ,  3D054DD40
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 脚部用エアバッグ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-303486   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • 膝支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-001624   出願人:タカタ株式会社, タカタ(ヨーロッパ)ビークルセイフティテクノロジゲーエムベーハー
  • 乗物搭乗者用の膝保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-115693   出願人:ティーアールダブリュー・オキュパント・リストレイント・システムズ・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー
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