特許
J-GLOBAL ID:200903090263547149

置換された2,4-ジアミノ-1,3,5-トリアジン、その製法および除草剤および植物生長調節剤としてのその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-557241
公開番号(公開出願番号):特表2002-519345
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本発明は、一般式(I)【化1】の置換された2,4-ジアミノ-1,3,5-トリアジンおよびその塩に関する。本発明は、また、この置換されたトリアジンを製造する方法および除草剤および植物生長調節剤としてのこれらの使用に関する。一般式(I)において、R1〜R10は種々の基を示し、Yは2価の単位を示し、アリールは、場合によっては置換されていてもよい芳香族基を示し、mは0〜5の数であり、そしてnは1〜10の数である。
請求項(抜粋):
適切である場合はまた塩形態の式I 【化1】の化合物。 上記式において、 アリールは、5〜14個の環原子を有する置換されないかまたは置換された一環式または二環式の芳香族基(環原子の1、2、3または4個は、それぞれの場合において相互に独立して酸素、硫黄および窒素からなる群からのものであってもよい)であり; Yは、-O-、-S-、-NR11-、-NR12CONR13-、-CO2-、-OCO2-、-OCONR14-、-SO-、-SO2-、-SO2O-、-OSO2O-、-SO2NR14-、-O-NR11-、-NR′-NR′′-(式中、R′およびR′′は相互に独立してR14に対して定義した通りである)および-(Y′-CRaRb-CRcRd)-Y′′-(式中、Y′およびY′′は相互に独立してO、S、NHまたはN[(C1〜C4)アルキル]であり、Ra、Rb、RcおよびRdはそれぞれの場合において相互に独立してHまたは(C1〜C4)アルキルであり、iは1〜5の整数である)からなる群からの2価の単位であるかまたは式-O-N=の3価の単位であり; mは、0、1、2、3、4または5であり; nは、mが0でありそして-Y-が-O-、-S-、-SO-、-SO2-または-NR11-である場合はnは1でないということを条件として、1〜10の整数であり; R1、R2は、それぞれの場合において相互に独立して、水素、(C1〜C10)-アルキル、(C2〜C8)-アルケニル、(C2〜C8)-アルキニル、(C1〜C10)-アルコキシ、(C3〜C8)-シクロアルキル、(C3〜C8)-シクロアルコキシ、アリール-(C1〜C6)-アルキルおよび(C3〜C8)-シクロアルキル-(C1〜C6)-アルキルからなる群G1[G1の4個の最後に述べた基の環式部分は、それぞれの場合において置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1(式中、-B-およびX1は以下に定義する通りである)からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されており、群G1からの8個の最後に述べた基の非環式部分は、それぞれの場合において置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X2(式中、X2は以下に定義する通りである)からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されており、群G1からの基の非環式部分は、それぞれの場合において酸素および硫黄からなる群からの1個または2個以上の同一または異なるヘテロ原子によって中断されていてもよい]からの基であり;または (CR1R2)基のR1およびR2は、これらを有する炭素原子と一緒になって、カルボニル基、基CR15R16または3〜6員の環(この環は酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、そしてこの環は置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または 2個の直接隣接したまたは直接隣接しない(CR1R2)基の2個のR1は、これらを有するかまたは結合している炭素原子と一緒になって、置換されないかまたは置換された3〜6員の環(この環は、酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、この環は、置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または 2個の直接隣接した(CR1R2)基の2個のR1は、基の炭素原子の間の結合と一緒になって二重結合を形成し、または2個の直接隣接した(CR1R2)基の2個のR1および2個のR2は基の炭素原子の間の結合と一緒になって三重結合を形成し;または R1は、YがCR1R2基に隣接する3価の単位=N-O-である場合における二重結合に対する結合点であり; R3およびR4は、それぞれの場合において相互に独立して、水素、(C1〜C10)-アルキル、(C2〜C8)-アルケニル、(C2〜C8)-アルキニル、(C1〜C10)-アルコキシ、(C1〜C10)-アルキルチオ、(C1〜C10)-アルキルスルフィニル、(C1〜C10)-アルキルスルホニル、(C3〜C8)-シクロアルキル、(C3〜C8)-シクロアルコキシ、アリール、アリール-(C1〜C6)-アルキル、アリール-(C1〜C6)-アルコキシ、(C3〜C8)-シクロアルキル-(C1〜C6)-アルキル、(C3〜C8)-シクロアルキル-(C1〜C6)-アルコキシ、(C3〜C8)-シクロアルコキシ-(C1〜C6)-アルキルおよび(C3〜C8)-シクロアルコキシ-(C1〜C6)-アルコキシからなる群G2[G2の9個の最後に述べた基の環式部分は、それぞれの場合において置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1(式中、-B-およびX1は以下に定義する通りである)からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されており、そして群G2からの16個の最後に述べた基の非環式部分は、それぞれの場合において置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X2(式中、X2は以下に定義する通りである)からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されており、群G2からの基の非環式部分は、それぞれの場合において酸素および硫黄からなる群からの1個または2個以上の同一または異なるヘテロ原子によって中断されていてもよい]の基であり;または R3およびR4は、これらを有する炭素原子と一緒になって、カルボニル基、基CR15R16または3〜6員の環(この環は、酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、この環は置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または 2個の直接隣接したまたは直接隣接しない(CR3R4)基の2個のR3は、それらを有するかまたは結合している炭素原子と一緒になって置換されないかまたは置換された3〜6員の環(この環は、酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、この環は、置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または 2個の直接隣接した(CR3R4)基の2個のR3は、基の炭素原子の間の結合と一緒になって二重結合を形成し、または2個の直接隣接した(CR3R4)基の2個のR3および2個のR4は、基の炭素原子の間の結合と一緒になって三重結合を形成し;または R3は、YがCR3R4基に隣接した3価の単位-O-N=である場合における二重結合に対する結合点であり; -B-は、直接的な結合または-O-、-S-、-NR11-、-NR12CONR13-、-CO2-、-OCO2-、-OCONR14-、-SO-、-SO2-、-SO2O-、-OSO2O-および-SO2NR14-からなる群からの2価の単位であり; X1は、水素、(C1〜C8)-アルキル、(C2〜C8)-アルケニル、(C2〜C8)-アルキニル、(C3〜C8)-シクロアルキルまたは環原子の1、2または3個が窒素、酸素および硫黄からなる群からのものである3〜9個の環原子を有するヘテロシクリル(5個の最後に述べた基は、置換されていないかまたは1個または2個以上の同一または異なるハロゲン原子によって置換されている)であり; X2は、水素または3〜9個の環原子を有するヘテロシクリル(環原子の1、2または3個は窒素、酸素および硫黄からなる群からのものであり、この基は置換されていないかまたは1個または2個以上の同一または異なるハロゲン原子によって置換されている)であり; R5、R6は、相互に独立してそれぞれ群G2からの基であり;または 2個の直接隣接したまたは直接隣接していない(CR3R4)または(CR5R6)基のR3およびR5は、これらを結合している炭素原子と一緒なって置換されないかまたは置換された3〜6員の環(この環は、酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、そしてこの環は、置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または R5およびR6は、これらを有している炭素原子と一緒になって、カルボニル基、基CR15R16または3〜6員の環(この環は、酸素、窒素および硫黄からなる群からの1個または2個の同一または異なるヘテロ原子を含有していてもよく、そしてこの環は、置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナトおよび-B-X1からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)を形成し;または R6は、ヘテロシクリルであり; R7は、水素、アミノ、それぞれの場合においてアルキル基中に1〜6個の炭素原子を有するアルキルカルボニル、アルキルアミノまたはジアルキルアミノであるか、それぞれの場合において1〜6個の炭素原子を有する非環式炭化水素またはヒドロカルボノキシ基であるか、それぞれの場合において3〜6個の炭素原子を有する環式炭化水素またはヒドロカルボノキシ基であるかまたはそれぞれの場合において3〜6個の環原子および窒素、酸素および硫黄からなる群からの1〜3個のヘテロ環原子を有するヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシまたはヘテロシクリルアミノであり(10個の最後に述べた基のそれぞれは、置換されていないかまたはハロゲン、(C1〜C4)-アルコキシ、ハロゲン-(C1〜C4)-アルコキシ、(C1〜C4)-アルキルチオ、(C2〜C4)-アルケニル、(C2〜C4)-アルキニル、(C2〜C4)-アルケニルオキシ、(C2〜C4)-アルキニルオキシ、ヒドロキシル、アミノ、アシルアミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、カルボキシル、シアノ、アジド、(C1〜C4)-アルコキシカルボニル、(C1〜C4)-アルキルカルボニル、ホルミル、カルバモイル、モノ-およびジ-(C1〜C4)-アルキルアミノカルボニル、(C1〜C4)-アルキルスルフィニル、ハロ-(C1〜C4)-アルキルスルフィニル、(C1〜C4)-アルキルスルホニル、ハロ-(C1〜C4)-アルキルスルホニルおよび環式基の場合においては、また、(C1〜C4)-アルキルおよびハロ-(C1〜C4)-アルキルからなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている); R8は、(C1〜C10)-アルキル、(C2〜C8)-アルケニル、(C2〜C8)-アルキニル[これらの基は、置換されていないかまたはハロゲン、シアノ、ニトロ、チオシアナト、ヒドロキシル、(C1〜C4)-アルコキシ、(C1〜C4)-アルキルチオ、(C1〜C4)-アルキルスルフィニル、(C1〜C4)-アルキルスルホニル、フェニル、(C3〜C9)-シクロアルキル、(C3〜C9)-シクロアルコキシおよび3〜6個の環原子および酸素、窒素および硫黄からなる群からの1〜3個のヘテロ環原子を有するヘテロシクリル(この基は、置換されていないかまたはハロゲン、アミノ、(C1〜C4)-アルキル、(C1〜C4)-アルコキシ、ハロ-(C1〜C4)-アルキルおよびハロ-(C1〜C4)-アルコキシからなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)からなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている]であるかまたは(C3〜C8)-シクロアルキル、(C3〜C8)-シクロアルコキシまたは3〜6個の環原子を有するヘテロシクリル基(これらの3個の最後に述べた基は、置換されていないかまたはハロゲン、ニトロ、シアノ、チオシアナト、(C1〜C4)-アルキル、(C1〜C4)-アルコキシ、ハロ-(C1〜C4)-アルキルおよびハロ-(C1〜C4)-アルコキシからなる群からの1個または2個以上の同一または異なる基によって置換されている)であり; R9、R10は、相互に独立してそれぞれ、水素、アミノ、(C1〜C10)-アルキルカルボニル、(C1〜C10)-アルキルアミノ、ジ-[(C1〜C10)-アルキル]アミノ、(C1〜C10)-アルキル、(C3〜C8)-シクロアルキル、(C1〜C10)-アルコキシ、(C3〜C8)-シクロアルコキシ、それぞれの場合において3〜6個の環原子および酸素、窒素および硫黄からなる群からの1〜3個のヘテロ環原子を有するヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシまたはヘテロシクリルアミノ(10個の最後に述べた基のそれぞれは置換されていないかまたは置換されている)であり;または R9およびR10は、これらを有する窒素原子と一緒になって、全体で3〜6個の環原子およびこれらの中の1〜4個のヘテロ環原子を有する複素環(存在する窒素原子のほかに存在していてもよい他のヘテロ環原子は、酸素、窒素および硫黄からなる群から選択されたものであり、そしてこの複素環は置換されていないかまたは置換されている)を形成し; R11は、水素、アミノ、(C1〜C10)-アルキルアミノ、ジ-[(C1〜C10・・・
IPC (2件):
C07D251/18 ,  A01N 43/68
FI (2件):
C07D251/18 J ,  A01N 43/68
Fターム (14件):
4H011AB02 ,  4H011AB03 ,  4H011BA01 ,  4H011BB09 ,  4H011BC07 ,  4H011BC18 ,  4H011BC19 ,  4H011DA02 ,  4H011DA14 ,  4H011DA15 ,  4H011DD01 ,  4H011DD02 ,  4H011DG16 ,  4H011DH02

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