特許
J-GLOBAL ID:200903090267958810

車両空調システムのファンモータ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037516
公開番号(公開出願番号):特開平11-235911
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 デジタル制御により、回路構成が単純で、消費電力が低減され、回路発振が起こり難いというアナログ制御にはないメリットが達成されると共に、イグニッション電圧の変動に対する出力の安定化を達成するイグニッション補正処理とデューティ比の変動に対する出力の安定化を達成するPWM特性補正処理のプログラムソフトが簡単な論理で作成される車両空調システムのファンモータ駆動制御装置を提供すること。【解決手段】 空調コントロールユニット1に内蔵されているCPU5にPWM出力ポート5aを設け、ファンモータ駆動制御回路を、電解コンデンサC4〜C12によるフィルタ回路14を有し、空調コントロールユニット1からのPWM信号でファンモータ3を直接駆動制御するPWMモジュール2とし、CPU5に、イグニッション補正処理部51とPWM特性補正処理部52を設け、イグニッション補正処理後にPWM特性補正処理を実行するプログラムソフトとした。
請求項(抜粋):
ファンスイッチやセンサ等からの入力情報と、設定されている風量制御プログラムとにより空調コントロールユニット(1) にて目標風量を決め、決められた目標風量を得る制御指令をファンモータ駆動制御回路に出力してファンモータ(3) を駆動する車両空調システムのファンモータ駆動制御装置において、前記空調コントロールユニット(1) に内蔵されているCPU(5) に、一定周期で出力されるパルス幅を目標風量に応じて変調させたPWM出力を得るPWM出力ポート(5a)を設け、前記ファンモータ駆動制御回路を、MOSトランジスタ(13)を有し、空調コントロールユニット(1) からのPWM信号でファンモータ(3) が直接駆動制御されるPWMモジュール(2) とし、前記PWMモジュール(2) に、ファンモータ(3) の両端に挿入される電解コンデンサ(C4)〜(C12) によるフィルタ回路(14)を設け、前記CPU(5) に、イグニッション電圧が変動してもファンモータ(3) の両端電圧が変化しないようにイグニッション電圧データに基づいてPWMデューティ比演算値を補正するイグニッション補正処理手段(51)と、PWMデューティ比に比例してモータ駆動電圧が変化するようにPWMデューティ比IGN補正値を非線形のデューティ出力特性に基づいて補正するPWM特性補正処理手段(52)を設け、イグニッション補正処理後にPWM特性補正処理を実行するプログラムソフトとしたことを特徴とする車両空調システムのファンモータ駆動制御装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/32 626 ,  H02P 7/29
FI (3件):
B60H 1/00 101 U ,  B60H 1/32 626 D ,  H02P 7/29 F
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 自動車用ブロア制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-072282   出願人:カルソニック株式会社
  • 特開昭63-242192
  • 特開昭62-236382
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