特許
J-GLOBAL ID:200903090268739828

身体組識膜の開口を確実に閉鎖する装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510224
公開番号(公開出願番号):特表平8-504618
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】本発明は、膜の開口の周りで血管壁のような組織膜内に針を前進させるべくカテーテルに沿って長手方向に摺動可能な針前進装置と、組織膜の末端側部を超えてカテーテルを通じて挿入可能な縫合材取り出し組立体という2つの構成要素を備える装置を提供するものである。該針前進装置は、組織壁を通じて縫合材を前進させる。縫合材取り出し組立体は、組織膜の末端側部上にて縫合材を把持し、組織膜の開口を通じて縫合材を取り出す。また、患者の皮膚下の膜を縫合する方法も開示されている。
請求項(抜粋):
患者の皮膚下に位置する、末端側部及び基端側部を有する組織膜の開口を閉鎖する方法にして、 患者の皮膚下で且つ組織膜の開口に近接した位置にある、内腔を有する管状部材を提供する段階と、 前記内腔を貫通し且つ前記開口を経て取り出し組立体の第一の末端を組織膜の末端側部上の位置まで挿入する段階と、 前記組織膜を貫通する針手段であって、組織膜の基端側部から末端側部まで少なくとも2本の縫合材料を運ぶ針手段を提供する段階と、 2つの別個の縫合材位置にて前記開口に隣接はするが、該開口から離間した組織の末端側部まで前記針手段を前記基端側部から組織膜を通じて前進させる段階であって、該針手段が2つの別個の縫合材位置にて縫合材料を組織膜を通じて運ぶようにする前記段階と、 前記組織膜の末端側部上の位置にて縫合材料を前記取り出し組立体の末端にて把持する段階と、 前記取り出し組立体の末端を前記開口から外に引き抜くことにより、前記縫合材料を前記開口を通じて取り出す段階と、 縫合材位置を通る前記縫合材料と共に、縫合材位置を引き出す段階と、を備えることを特徴とする方法。

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