特許
J-GLOBAL ID:200903090269142060

被測定ガス中の所定ガス成分の測定方法及び測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-272826
公開番号(公開出願番号):特開平9-113484
出願日: 1995年10月20日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 被測定ガス中の酸素濃度が高くなっても、連続的に応答性よく、且つ長時間正確に測定可能な測定方法及び測定装置の提供。【解決手段】 被測定ガスを、第一の処理ゾーン6に導き、第一の電気化学的ポンプセル4a、16、18にて、その雰囲気の酸素分圧を、次の第二の処理ゾーン7で酸素分圧の制御を行ない得るに充分な程度まで低下せしめた後、第二の処理ゾーン7に導き、雰囲気中の酸素を第二の電気化学的ポンプセル4c、28、30にて汲み出し、該雰囲気の酸素分圧を、被測定ガス成分量の測定に実質的に影響がない低い酸素分圧値に制御せしめた後、第三の処理ゾーン8に導き、前記被測定ガス成分を還元乃至は分解せしめた際に発生する酸素を第三の電気化学的ポンプセル4c、36、38にて汲み出し、該第三の電気化学的ポンプセルのポンプ電流の検出値より、被測定ガス成分量を求める。
請求項(抜粋):
外部の被測定ガス存在空間より、測定されるべき結合酸素を有する被測定ガス成分を含む被測定ガスを、所定の拡散抵抗の下に第一の処理ゾーンに導き、該第一の処理ゾーンにおいて、第一の電気化学的ポンプセルによる酸素のポンピング作用にて酸素を汲み出し、該第一の処理ゾーン内の雰囲気の酸素分圧を、次の第二の処理ゾーンにおいて酸素分圧の制御を行ない得るに充分な程度まで低下せしめた後、所定の拡散抵抗の下に第二の処理ゾーンに導き入れ、該第二の処理ゾーンにおいて、更に雰囲気中の酸素を第二の電気化学的ポンプセルにて汲み出すことにより、該雰囲気の酸素分圧を、被測定ガス成分量の測定に実質的に影響がない低い酸素分圧値に制御せしめ、更にその後、所定の拡散抵抗の下に第三の処理ゾーンに導き、該第三の処理ゾーンにおいて、該第二の処理ゾーンから導かれた雰囲気中の前記被測定ガス成分を還元乃至は分解せしめ、その際に発生する酸素を第三の電気化学的ポンプセルにて汲み出すことにより、該第三の電気化学的ポンプセルに流れるポンプ電流を検出して、その検出値より被測定ガス中の被測定ガス成分量を求めることを特徴とする被測定ガス中の所定ガス成分の測定方法。
IPC (3件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/41 ,  G01N 27/416
FI (5件):
G01N 27/46 327 Z ,  G01N 27/46 325 N ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 B ,  G01N 27/46 331

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