特許
J-GLOBAL ID:200903090276813972

車両用操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-221775
公開番号(公開出願番号):特開2004-058896
出願日: 2002年07月30日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】操舵部材と転舵輪との間の機械的な結合を断つことのできるステア・バイ・ワイヤ・システムの車両用操舵装置において、操舵用アクチュエータ及び/又は反力用アクチュエータの異常発生時にも良好な操舵を達成できること。【解決手段】通常時は、差動伝達機構6Aをトルクスプリット状態とし、ステア・バイ・ワイヤ・システムとして機能する。操舵用アクチュエータ14及び又は/反力用アクチュエータ22に異常が発生すると、差動伝達機構6Aの1要素であるリングギヤ20をプランジャ23によって回転不能に拘束し、マニュアル操舵に切り換える。このとき、差動伝達機構6Aは増速機として働くが、操舵伝達系Aのトルク伝達経路に減速機4Aを介在させておくことで、操舵伝達系A全体としての伝達比を、例えば1:1にすることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
操舵部材から転舵輪への機械的な結合を断つことのできる操舵伝達系と、転舵輪を転舵させるための操舵用アクチュエータとを備え、 上記操舵伝達系は、上記操舵部材に連なる第1要素、転舵輪に連なる第2要素、並びに、第1及び第2要素を関連付ける第3要素を含む差動伝達機構と、変速機と、差動伝達機構の第3要素に駆動伝達可能に連結され操舵部材に操舵反力を与えるための反力用アクチュエータとを含み、 差動伝達機構と変速機は操舵伝達系の駆動伝達経路に直列に配置され、 差動伝達機構は当該差動伝達機構の入力部材の回転を出力部材に伝達しないトルクスプリット状態と、入力部材の回転を出力部材に伝達する状態とに切り換え可能であることを特徴とする車両用操舵装置。
IPC (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (20件):
3D032CC34 ,  3D032DA03 ,  3D032DA15 ,  3D032DA16 ,  3D032DA23 ,  3D032EB04 ,  3D032EB05 ,  3D032EB12 ,  3D032EC28 ,  3D032EC29 ,  3D032EC31 ,  3D032GG01 ,  3D033CA04 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA22 ,  3D033CA23 ,  3D033CA28 ,  3D033CA31

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