特許
J-GLOBAL ID:200903090277189202

4-クロロビフェニルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-227271
公開番号(公開出願番号):特開2000-095713
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来法の欠点を避け、工業的に簡単な様式で4-クロロビフェニルを高純度で製造する方法を提供すること。【解決手段】 4-クロロビフェニルは一般式IVのパラジウム触媒の存在下で、ハロ芳香族化合物を、ハロゲンが塩素、臭素またはヨウ素であるアリールグリニャール化合物と反応させることにより製造される。一般式IVの化合物の具体例には塩化1,1′-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンパラジウム(II)がある。
請求項(抜粋):
下記式(I)の4-クロロビフェニルの製造方法であって、【化1】(式中、R1a〜R4aは、同一であるか、または異なるものであって、水素、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C1〜C12アルコキシ、C1〜C12アシルオキシ、O-フェニル、O-ベンジル、アリール、ヘテロアリール、F、Cl、NO2、CN、SO2R、SOR、NH(C1〜C6アルキル)、N(C1〜C6アルキル)2、C=N(C1〜C6アルキル)、CX3、COO-(C1〜C12アルキル)、CO-(C1〜C12アルキル)、CO-フェニル、COO-フェニル、CON(C1〜C8アルキル)2、CONH(C1〜C8アルキル)2、CHCHCOO-(C1〜C12アルキル)、N(Si(C1〜C4アルキル)3)、PO(フェニル)2、PO-(C1〜C8アルキル)2またはPO3-(C1〜C8アルキル)2を意味し、Rはアリール、FまたはCnF2n+1であり、ここでn=1〜12であり、XはF、ClまたはBrであり、R5a〜R9aは、同一であるか、または異なるものであって、水素、C1〜C12アルキル、C2〜C12アルケニル、C2〜C12アルキニル、C1〜C12アルコキシ、O-フェニル、O-ベンジル、アリール、ヘテロアリール、F、Cl、NO2、CN、SO2R、SORを意味し、Rはアリールである)、下記式(II)のハロ芳香族化合物を、【化2】下記式(III)のアリールグリニャール化合物と、【化3】(式中、Halは塩素、臭素またはヨウ素である)、下記式(IV)のパラジウム触媒の存在下で反応させることを含んでなることを特徴とする方法。【化4】(式中、R1〜R8は、同一であるか、または異なるものであって、水素、(C1〜C4)アルキル、(C5〜C8)シクロアルキル、(C1〜C4)アルコキシ、フッ素、NH2、NH-(C1〜C4アルキル)、N(C1〜C4アルキル)2、CO2-アルキル-(C1〜C4)またはフェニルであるか、またはR1およびR2、またはR2およびR3、またはR3およびR4、および/またはR5およびR6、またはR6およびR7、またはR7およびR8、が一緒に脂肪族または芳香族環を形成し、R9〜R12は、同一であるか、または異なるものであって、C1〜C8アルキル、C3〜C12シクロアルキルまたはアリールであり、これらは、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシおよびハロゲンからなる群から選択された1〜3個の置換基により置換されていてよく、Yは有機酸または無機酸の陰イオンである)。
IPC (6件):
C07C 17/263 ,  B01J 31/24 ,  C07B 49/00 ,  C07C 25/18 ,  C07F 7/12 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 17/263 ,  B01J 31/24 X ,  C07B 49/00 ,  C07C 25/18 ,  C07F 7/12 W ,  C07B 61/00 300

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