特許
J-GLOBAL ID:200903090277233392

全天候型仮設屋根の自動上昇装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 重文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-287884
公開番号(公開出願番号):特開平5-125840
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 鉄筋コンクリート建築物の躯体工事において、躯体の上昇に伴う仮設屋根の架け替えをなくし、短時間で同屋根を盛り替えることができ、仮設屋根の架設による工事への影響を極力少なくすることができる全天候型仮設屋根の自動上昇装置を提供する。【構成】 軸方向に互いに独立して移動自在に嵌合された内管1と外管2とよりなる二重管の先端に、夫々外管2及び内管1に固定されたギヤモーター付きウォームジャッキ3とスクリューシャフト4とよりなる屋根扛上用ジャッキを搭載し、建築物躯体の複数個所に配設されて仮設屋根を支持する支柱と、同複数の支柱における各ジャッキを同調制御する制御装置10とからなり、前記支柱の内管1と外管2に交互に反力をとりながら前記ジャッキ3による仮設屋根の押上げと支柱の引上げを交互に繰返して、同屋根の上昇と、支柱のセルフクライミングを同時に行う。
請求項(抜粋):
軸方向に互いに独立して移動自在に嵌合された内管と外管とよりなる二重管の先端部に、夫々前記外管及び内管に固定されたジャッキ本体とシャフトとよりなる屋根扛上用ジャッキを搭載してなり、建築物躯体の複数個所に配設され、仮設屋根を支持する支柱と、同各支柱におけるジャッキを同調制御する制御装置とからなり、前記支柱の内管と外管で交互に圧力をとりながら前記ジャッキによる前記仮設屋根の押上げと支柱の引上げを交互に繰り返して前記仮設屋根を上昇せしめるとともに、前記支柱自体もセルフクライミングさせるように構成されたことを特徴とする全天候型仮設屋根の自動上昇装置。

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