特許
J-GLOBAL ID:200903090282255787

データ記憶装置の制御方法および制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143023
公開番号(公開出願番号):特開平7-050075
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ディスク装置等のデータ記憶装置における読み書きヘッドの位置の制御方法および制御システムに関し、ディスク装置内で生ずる回転ディスクの反復的な振れによる擾乱を従来よりも完璧に補償することを目的とする。【構成】 回転ディスク内の一トラックに対するヘッドの位置を感知して感知位置信号を生成し、見積もりによる位置信号、速度信号およびバイアス信号と、回転ディスクの反復的な振れに関係し、かつ、第1の見積もりおよび第2の見積もりによる振れパラメータ信号とを含むような見積もりによる状態信号を保持し、感知位置信号と見積もりによる位置信号に基づき算出された誤差信号と、アクチュエイタ手段に供給される制御信号とに基づき、以前に保持された状態信号を更新し、第1および第2の見積もりによる振れパラメータ信号は、回転ディスクの回転周波数とほぼ同じ周波数でもって正弦波状に変化するように構成する。
請求項(抜粋):
データが磁気的に記録されるような同心円状の複数のトラックからなる回転ディスクと、該同心円状の複数のトラックにデータを書き込んだり該同心円状の複数のトラックからデータを読み出したりするための磁気ヘッドと、該同心円状の複数のトラックを横切るような経路に沿って該磁気ヘッドを移動させるためのアクチュエイタ手段とを有するデータ記憶装置において生ずる前記回転ディスクの反復的な振れによる擾乱を補償するように前記磁気ヘッドの位置を制御するための方法であって、前記複数のトラック中の一つのトラックに対する前記磁気ヘッドの位置を感知するステップと、該感知された磁気ヘッドの位置を示す感知位置信号を生成するステップと、見積もりによる位置信号と、見積もりによる速度信号と、見積もりによるバイアス信号と、前記の反復的な振れに関係し、かつ、第1の見積もりおよび第2の見積もりによる振れパラメータ信号とを含むような見積もりによる状態信号を保持するステップと、前記の感知位置信号と前記の見積もりによる位置信号に基づき、誤差信号を算出するステップと、該算出された誤差信号と、前記アクチュエイタ手段に供給される制御信号を示す信号に基づき、前記の保持された見積もりによる状態信号を更新するステップとを備え、前記第1および第2の見積もりによる振れパラメータ信号は、前記回転ディスクの回転の周波数とほぼ同じ値を有する周波数でもって正弦波状に変化することを特徴とするデータ記憶装置の制御方法。
IPC (3件):
G11B 21/10 ,  G05B 11/36 ,  G05B 11/36 507
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭62-018683
  • 特開昭59-033671
  • 特開昭1-220138
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