特許
J-GLOBAL ID:200903090283415281

乾式電子写真トナー

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-003600
公開番号(公開出願番号):特開平6-208248
出願日: 1993年01月12日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 粒径が均一、かつ、小粒径で安定した帯電性能をもち、特に高解像度の画像を得るのに適した乾式電子写真用トナーを提供すること。【構成】 親水性液体中で親水性液体に溶解する高分子分散剤により分散されたポリエステルを主成分とする樹脂粒子に、特定された一般式で示される含フッ素4級アンモニウム塩化合物、及び特定された一般式で示される含フッ素イミニウム化合物の少なくとも1つを、親水性有機液体中で重合粒子中に吸着または浸透させたことを特徴とするものであり、また親水性液体中で親水性液体に溶解する高分子分散剤により分散されたポリエステルを主成分とする樹脂粒子に、前記含フッ素4級アンモニウム塩化合物、前記含フッ素イミニウム化合物の少なくとも1つを、親水性液体に溶解し重合粒子表面に吸着または浸透させ、かつ、重合粒子に機械的衝撃を加え吸着または浸透させた前記の特定された一般式の化合物を重合粒子表面に固着させたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ポリエステルを主成分とする樹脂粒子と、下記一般式(1)で示される含フッ素アンモニウム化合物または一般式(2)で示される含フッ素イミニウム化合物とを親水性液体中で接触させ、前記一般式(1)または一般式(2)の化合物を前記樹脂粒子に吸着ないし浸透させたことを特徴とする乾式電子写真トナー。[一般式(1)中、R1〜R4は水素原子または有機基を意味し、基R1〜R4の少なくとも一つは、水酸基、クロロメチル基、アミノ基、カルボン酸アミド結合、スルホン酸アミド結合、ウレタン結合、エーテル結合もしくはエステル結合を有していてもよい炭素原子数1〜69で、かつ、フッ素原子数3〜66のアルケニル基であり、そして基R1〜R4の最高三つは互いに無関係に水素原子、炭素原子1〜30のアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはアルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル基は炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数1〜30のアルコキシ基、水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R1〜R4の二つは互いに結合して1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく、また0〜6個の二重結合を含有していてもよく、かつ、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そしてX-は有機または無機アニオンを意味する。][一般式(2)中、R9〜R12は水素原子または有機基を意味し、基R9〜R12の少なくとも一つは水酸基、クロロメチル基、アミノ基、カルボン酸アミド結合、スルホン酸アミド結合、ウレタン結合、エーテル結合もしくはエステル結合を有していてもよい炭素原子数1〜69で、かつ、フッ素原子数3〜66のアルケニル基であり、そして基R9〜R12の最高三つは互いに無関係に水素原子、炭素原子1〜30のアルキル基、アリール基、アリールアルキル基、またはアルケニル基であり、アリール基及びアリールアルキル基は炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数1〜30のアルコキシ基、水酸基またはハロゲン原子で置換されていてもよく、基R9〜R12の二つは互いに結合して1〜4個のヘテロ原子で中断されていてもよく、また0〜6個の二重結合を含有していてもよく、かつ、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基、ニトロ基またはアミノ基で置換されている炭素原子数4〜12の単核または多核の環系を形成し、そしてX-は有機または無機アニオンを意味する。]
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  G03G 9/08
FI (2件):
G03G 9/08 331 ,  G03G 9/08 341

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