特許
J-GLOBAL ID:200903090284020124
固体高分子電解装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343153
公開番号(公開出願番号):特開平11-169642
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、主電源の非通電時に局部電流によるニッケルイオンの溶出を抑えて陰極材としてニッケル材の採用を可能とし、発熱による温度上昇を抑えて大電力の用途に適用できる固体高分子電解装置を得る。【解決手段】 固体高分子電解素子50は、多孔性電極49が水素イオン導電性の固体高分子電解質膜48の両面に白金系触媒層を介して熱圧着されて構成され、その陰極を構成する多孔性電極49にニッケル多孔板を用いている。主電源51が固体高分子電解素子50の多孔性電極49間に電気分解に必要な直流電圧を供給するように接続されている。さらに、補助電源53が主電源51と並列に配置され、固体高分子電解素子50の多孔性電極49間に順方向電圧を常時印加するようにダイオード55を介して接続されている。
請求項(抜粋):
多孔性電極をそれぞれ水素イオン導電性の固体高分子電解質膜の両面に白金系触媒層を介して熱圧接して形成され、陰極側の多孔質電極がニッケル多孔板で構成された固体高分子電解素子と、上記固体高分子電解素子の多孔質電極間に電気分解に必要な直流電圧を供給する主電源と、上記主電源と並列に配置されて上記固体高分子電解素子の多孔性電極間に順方向電圧を常時印加する補助電源とを備え、上記固体高分子電解素子の構成部材の中で陰極を構成する多孔性電極の電位を常に最低の電位に維持するようにしたことを特徴とする固体高分子電解装置。
IPC (3件):
B01D 53/26
, B01D 53/32
, C25B 9/00 301
FI (3件):
B01D 53/26 Z
, B01D 53/32
, C25B 9/00 301
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