特許
J-GLOBAL ID:200903090289200376

固体電解コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-193545
公開番号(公開出願番号):特開平9-045591
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】導電性高分子を半導体層とする固体電解コンデンサにおいて、導電性高分子の高温中での酸化反応に起因する抵抗率の増大とそれに伴なうコンデンサのESR増大を防止する。【解決手段】導電性高分子としてのポリピロール層2が陰極導体層としてのグラファイト層3から露出する部分13とその周辺部分を少くとも覆うように、絶縁性樹脂からなる酸素遮断層5を設ける。酸素遮断層5に絶縁性フィラーを含ませて、酸素の侵入経路を長距離化する。酸素遮断層5を、導電性高分子層2の露出部分13の周辺部分から陽極リード線1に亘って形成すると共に、陽極リード線1と酸素遮断層5との間に、シランカップリング剤などのようなカップリング剤の層を形成すると、樹脂製酸素遮断層5と金属製陽極リード線1との間の密着性を高めることができるので、酸素侵入阻止能力を更に高めることができる。
請求項(抜粋):
導電性高分子層を半導体層とする固体電解コンデンサであって、柱体でその柱体の軸に垂直な一端面に陽極リード線が植立された弁作用金属の表面にその弁作用金属の酸化皮膜層と、前記導電性高分子層と、陰極導体層とを順次形成してなるコンデンサ素子と、そのコンデンサ素子を覆う絶縁性樹脂体とを含む固体電解コンデンサにおいて、絶縁性フィラーを含有する絶縁性樹脂からなる酸素遮断用の樹脂層を、前記コンデンサ素子表面の、前記導電性高分子層が前記陰極導体層から露出する部分とその露出部分の周辺部分とを少くとも覆うように、設けたことを特徴とする固体電解コンデンサ。
IPC (3件):
H01G 9/08 ,  H01G 9/028 ,  H01G 9/012
FI (3件):
H01G 9/08 C ,  H01G 9/02 331 F ,  H01G 9/05 P
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 固体電解コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-000164   出願人:日本電気株式会社
  • 特開平3-292716
  • 特開昭62-142310

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