特許
J-GLOBAL ID:200903090290447130
車輪速度検出システムおよび車輪スリップ制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124405
公開番号(公開出願番号):特開平10-319028
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 車輪速度センサのセンサピックアップへの異物付着を検出し得る車輪速度検出システム,車輪スリップ制御システムを提供する。【解決手段】 車輪速度センサは一円周上に多数の歯を等角度間隔で備えて車輪と共に回転するセンサロータ,センサロータの回転に伴って周期的信号を発する電磁ピックアップ,電磁ピックアップからの周期的信号に基づいて各々周期がセンサロータの回転速度に応じて変わる複数のパルス信号を発生させる波形整形手段を含み、複数のパルス信号の周期に基づいて車輪速度演算手段が車輪速度を演算する。電磁ピックアップのヘッドに鉄片が付着すれば、正常パルスに加えて異常なパルスが規則的に生じ、最大車輪速度が二番目の車輪速度の1.7倍以上になることから鉄片付着がわかる。旋回中,アンチロック制御中,トラクション制御中は複数の車輪速度に差が生ずるため、鉄片付着の検出を行わない。
請求項(抜粋):
車両の複数の車輪に対してそれぞれ車輪速度センサが設けられ、かつ、各車輪速度センサが、一円周上に多数の被検出部を等角度間隔で備えて車輪と共に回転するセンサロータと、そのセンサロータの近傍に配設され、センサロータの回転に伴って周期的信号を発するセンサピックアップとを含み、それら複数のセンサピックアップからの各周期的信号に基づいて各々周期が前記センサロータの回転速度に応じて変わる複数のパルス信号を発生させる波形整形手段と、発生させられた複数のパルス信号の周期に基づいて前記複数の車輪の各車輪速度を演算する車輪速度演算手段とを含む車輪速度検出システムにおいて、前記複数の車輪についてそれぞれ演算された複数の車輪速度のうち、最大の車輪速度が二番目の車輪速度の1.5倍以上であることに基づいて、前記車輪速度が最大である車輪に対応するセンサピックアップに異物が付着しているとする異物付着検出手段を設けたことを特徴とする車輪速度検出システム。
IPC (3件):
G01P 3/60
, G01P 3/42
, G01P 3/488
FI (3件):
G01P 3/60 Z
, G01P 3/42 K
, G01P 3/488 L
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