特許
J-GLOBAL ID:200903090298438865

晒し麻パルプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276813
公開番号(公開出願番号):特開平6-166978
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】麻パルプに対して漂白効果が高く、かつ、フィブリル化を促進する酵素処理法を提案する。【構成】未晒麻パルプに対して、キシラナーゼ活性がパルプ1kgあたり100U以上、かつ、アビセラーゼ活性がパルプ1kgあたり2〜4Uの範囲となるように酵素を添加し、酵素処理した後に漂白する【効果】塩素系漂白剤の使用を減少でき、しかも、叩解動力の削減、紙力の向上効果がある。
請求項(抜粋):
未晒麻パルプを、キシラナーゼ活性がパルプ絶乾重量1kgあたり100U以上であり、かつアビセラーゼ活性がパルプ絶乾重量1kgあたり2〜20Uの範囲になるような濃度の、キシラナーゼ活性とアビセラーゼ活性を有する酵素で処理した後、漂白することを特徴とする晒し麻パルプの製造方法。但し、ここで、キシラナーゼ活性1Uとは、樺に由来するキシランを基質として1分間に1μモルのキシロース相当の還元末端を生じる酵素量を示し、アビセラーゼ活性1Uとは、アビセル(微結晶セルロース)を基質として1分間に1μモルのグルコース相当の還元末端を生じる酵素量を意味する。
IPC (2件):
D21C 9/10 ,  C12S 3/08

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