特許
J-GLOBAL ID:200903090300414758

受信機の利得制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189649
公開番号(公開出願番号):特開平8-056167
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 低入力時における不所望なミュート動作を防止して、希望波を確実に聴取可能とする。【構成】 受信レベルに応じた第1のAGC電圧によってアッテネータ回路38が同調回路23の共振特性を低下させてレベル抑圧動作を行い、混合回路25などでの歪みを抑えるとともに、復調音声信号レベルが低下すると音声信号レベル検出回路36が第2のAGC電圧を発生してソフトミュート回路32にミュート動作を行わせ、ノイズの音響化を抑えるようにしたラジオ受信機21において、第1のAGC電圧によるレベル抑圧時には、演算回路39によって、第2のAGC電圧によるミュート動作を抑止させる。したがって、低入力の希望波に対して、該希望波の周波数に隣接する周波数の妨害波が強入力であってレベル抑圧動作が行われてしまうときには、前記ミュート動作を抑止して希望波の聴取を可能とすることができる。
請求項(抜粋):
同調回路に関連してアッテネータ素子が設けられ、そのアッテネータ素子による減衰レベルが、受信レベルに応じてレベル検波回路から出力される第1のAGC電圧に対応して変化されて、強入力に対する歪を抑えるとともに、受信信号レベル検出回路から出力される復調音声信号レベルに対応した第2のAGC電圧に対応して、前記復調音声信号レベルが低くなるとミュート回路が復調音声信号を減衰するミュート動作を行い、ノイズの音響化を抑えるようにした受信機の利得制御装置において、前記レベル検波回路からの第1のAGC電圧に応答し、アッテネータ素子によるAGC動作が行われるときには、前記ミュート回路のミュート動作を抑止する抑止手段を設けることを特徴とする受信機の利得制御装置。

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