特許
J-GLOBAL ID:200903090310748808
回転緊張装置用質量体駆動装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-526286
公開番号(公開出願番号):特表2002-503168
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 2002年01月29日
要約:
【要約】特に自動車における安全ベルト用回転緊張装置がベルト巻取り器を持ち、回転緊張装置の始動の際ベルト巻取り器のベルト巻取り軸が回転緊張装置に連結されて安全ベルトの巻取り方向に回転せしめられ、ベルト巻取り軸に連動する駆動装置として駆動車が設けられ、この駆動車の面内においてベルト巻取り器のハウジングが通路を形成し、この通路が駆動車をその周囲の少なくとも一部にわたつて包囲し、この通路内で互いにゆるく隣接しているけれども加速される際駆動手段として駆動車に作用する質量体を通過させるものにおいて、駆動装置が改善される。この目的のため駆動車(11,12;54)が、その外周に、質量体(18)を収容する歯車(凹所23;55)を持ち、歯車のピツチが質量体(18)の間隔にほぼ等しい。
請求項(抜粋):
1 特に自動車における安全ベルト用回転繁張装置がベルト巻取り器を持ち、回転緊張装置の始動の除ベルト巻取り器のベルト巻取り軸が回転緊張装置に連結されて安全ベルトの巻取り方向に回転せしめられ、ベルト巻取り軸に連動する駆動装置として駆動車が設けられ、この駆動車の面内においてベルト巻取り器のハウジングが通路を形成し、この通路が駆動車をその周囲の少なくとも一部にわたつて包囲し、この通路内で互いにゆるく隣接しているけれども加速される際駆動手段として駆動車に作用する質量体を通過させるものにおいて、駆動車(11,12;54)が、外周に質量体(18)を収容する歯車(凹所23;55)を持ち、歯車のピツチが質量体(18)の間隔にほぼ等しいことを特徴とする、安全ベルト用回転緊張装置。2 質量体(18)が歯車(凹所23)に重なるように係合すると、これらの質量体(18)が互いに永続的に接触したままであるように、駆動車(11,12)の歯車(凹所23)が構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の回転緊張装置。3 駆動車(11,12)の歯車が、駆動車の外周を越えて延びる凹所(23)により形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の回転緊張装置。4 駆動車(11,12)の歯車が、駆動車の外周にあつて質量体(18)の形状に合わされるカツプ状凹所(23)の形状を持つていることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の回転緊張装置。5 駆動車(11,12)の周囲にわたつて連続的に設けられるカツプ状凹所(23)が隣接していることを特徴とする、請求項4に記載の回転緊張装置。6 駆動車(11,12)の周囲にわたつて連続的に設けられるカツプ状凹所(23)が、少しだけ互いに重なつていることを特徴とする、請求項4に記載の回転緊張装置。7 質量体(18)が質量球の形状を持ち、カツプ状凹所(23)が半球殻の形状を持つている、ことを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の回転緊張装置。8 カツプ状凹所(23)の半径が、順次に続く質量体(18)の理論的接触点により規定されるスラスト直径(26)上にあることを特徴とする、請求項1ないし7の1つに記載の回転緊張装置。9 カツプ状凹所(23)が漏斗状に広げられていることを特徴とする、請求項1ないし8の1つに記載の回転緊張装置。10 カツプ状凹所(23)が1つの凹所から他の凹所への移行部を持つていることを特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の回転緊張装置。11 カツプ状凹所(23)の間の移行部が、カツプ状凹所(23)の中心の間の円形軌跡上にあり、この円形軌跡がカツプ状凹所(23)の直径に等しい直径を持つていることを特徴とする、請求項10に記載の回転緊張装置。12 駆動車(11,12)の外径(27)が、1つの質量体の直径未満だけ、質量体(18)のスラスト直径(26)より大きいことを特徴とする、請求項1ないし11の1つに記載の回転緊張装置。13 質量体(18)が可撓ケーシング(61)によりマガジンのように互いに結合されていることを特徴とする、請求項1ないし12の1つに記載の回転緊張装置。14 ケーシング(61)がプラスチツク管を含み、このプラスチツク管内に質量体(18)が収容されかつ位置ぎめされていることを特徴とする、請求項13に記載の回転緊張装置。15 ケーシング(61)が適当な材料による質量体の押出し被覆を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の回転緊張装置。16 質量体(18)が駆動車(11,12;54)の外周のそばを通る接線経路上に案内され、駆動車の歯車(凹所23;55)に係合した後、集合容器(71)の中へ直接案内されることを特徴とする、請求項1ないし15の1つに記載の回転緊張装置。17 質量体(18)と駆動車の歯車(凹所23;55)との間の接触面積が、45°までの周囲角度にわたつて延びていることを特徴とする、請求項16に記載の回転緊張装置。18 駆動車(11,12)が周囲にわたつて溝(24)を持ち、この溝(24)が、ハウジングに固定されている質量体(18)用剣状案内片(14,15)を収容するため、カツプ状凹所(23)を切断していることを特徴とする、請求項1ないし17の1つに記載の回転緊張装置。19 それぞれの剣状案内片(15,14)が、駆動車(11,12)の質量体(18)用入口範囲(28)と駆動車(11,12)の質量体(18)用出口範囲(29)とに設けられていることを特徴とする、請求項18に記載の回転緊張装置。20 駆動車(11,12)が溝(24)の範囲で2つの部分に分割され、駆動車の一方の部分(11)がベルト巻取り軸(10)に結合されていることを特徴とする、請求項1ないし19の1つに記載の回転緊張装置。21 ベルト巻取り軸(10)に結合される駆動車の部分(11)がベルト巻取り軸(10)と一体に構成されていることを特徴とする、請求項20に記載の回転緊張装置。22 駆動車の2つの部分(11,12)が異なる材料から作られていることを特徴とする、請求項20又は21に記載の回転緊張装置.23 特に自動車における安全ベルト用回転緊張装置がベルト巻取り器を持ち、回転緊張装遺の始動の際ベルト巻取り器のベルト巻取り軸が回転緊張装濯に連結されて安全ベルトの巻取り方向に回転せしめられ、ベルト巻取り軸に連動する駆動装置として駆動車が設けられ、この駆動車の面内においてベルト巻取り器のハウジングが通路を形成し、この通路が駆動車をその周囲の少なくとも一部にわたつて包囲し、この通路内で互いにゆるく隣接しているけれども加速される際駆動手段として駆動車に作用する質量体を通過させるものにおいて、通路(56)がベルト巻取り器(50)に固定される管(16,62)内に形成され、この菅(16,26)が外側からベルト巻取り軸(10)の方へ延びかつベルト巻取り軸(10)に対して減少する半径を持つらせん状経路をとることを特徴とする、安全ベルト用回転緊張装置。24 管(16)をベルト巻取り器ハウジングへ取付けるため、抵抗力のある材料から成る蓋(22)が、管(16)を蓋(22)に固定するためのはまり合い成形部(42,44)を持つていることを特徴とする、請求項23に記載の回転緊張装置。25 管(16)が玉縁(41)を持ち、蓋(22)が管(16)の玉縁(41)を受入れる整合のど首片(42)を持つていることを特徴とする、請求項24に記載の回転緊張装置。26 管(16)の自由端が蓋(22)にあつて対応する形状の受入れ部(44)内に、U字状ベンド(43)により吊るされていることを特徴とする、請求項24に記載の回転緊張装置。27 管(16,62)が、荷重を伝達するように、適当な別個の保持装置によりベルト巻取り器ハウジングに取付けられていることを特徴とする、請求項23に記載の回転緊張装置。28 管(62)が、ベルト巻取り器ハウジングに結合されるプラスチツク材料製蓋(63)に埋込まれていることを特徴とする、請求項23に記載の回転緊張装置。29 管(16,62)が継目なし構造部材であることを特徴とする、請求項23ないし28の1つに記載の回転緊張装置。30 管(16,62)が互いにシーム溶接される2つの部分を含んでいることを特徴とする、請求項23ないし28の1つに記載の回転緊張装置。31 管(62)が質量体(18)を管の縦軸線に沿つて駆動するためのガス発生器(65)を質量体(18)に続いて収容し、このガス発生器が成形部(66,69)により管(62)内に固定されていることを特徴とする、請求項23ないし30の1つに記載の回転緊張装置。32 弾性材料から成る駆動ピストン(19,67)が、ガス発生器(17,65)と質量体(18)との間に設けられていることを特徴とする、請求項23ないし31の1つに記載の回転緊張装置。33 初期容積(68)を規定するため、駆動ピストン(19,67)が、管(62)の成形部(66,69)によりガス発生器に対して間隙をおいて固定されていることを特徴とする、請求項31に記載の回転緊張装置。34 駆動ピストン(19)が、支持ばね(45)によりガス発生器に対して支持されていることを特徴とする、請求項23ないし33の1つに記載の回転緊張装置。
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