特許
J-GLOBAL ID:200903090311227593

充填形鋼管コンクリート柱とPC梁との接合部構造及びそれらの接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-184211
公開番号(公開出願番号):特開平6-033516
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 一対の充填形鋼管コンクリート柱を離間配置して柱間にスパンの長い梁を接合しても、梁の最大撓み量が減少し、上部に配設されるコンクリート製の床スラブに悪影響を与えない充填形鋼管コンクリート柱とPC梁との接合部構造及びそれらの接合方法を提供することを目的とするものである。【構成】 H形鋼梁2の長さ方向端部側の溝部が、最端側のみに開口部が設けられた状態で閉塞されている。そして、鋼管柱1aの接合位置に、開口孔を覆いながらH形鋼梁2の端部が固着されている。そして、ウェブに沿って配筋したPC鋼線9の両端部が、前記鋼管柱1aに連結されている。そして、鋼管柱1aの管内部全域とH形鋼梁2の閉塞された溝部内部に、接合位置の開口部を通じてコンクリートが連続充填されている。さらに、PC鋼線の緊張により前記H形鋼梁2の溝部内部のコンクリートにプレストレスが導入されている。
請求項(抜粋):
管内部にコンクリートが充填された一対の鋼管柱が離間配置され、それら鋼管柱間の側部に梁が接合される充填形鋼管コンクリート柱とPC梁との接合部構造であって、H形鋼梁の長さ方向端部側の溝部が、最端側のみに開口部が設けられた状態で閉塞され、鋼管柱の開口孔を穿設した接合位置に、該開口孔を覆いながら前記H形鋼梁の端部が固着され、前記H形鋼梁の閉塞された溝部内部を通過しながらウェブに沿って配筋されているPC鋼線の両端部が、前記鋼管柱に連結されているとともに、前記鋼管柱の管内部全域とH形鋼梁の閉塞された溝部内部に、前記接合位置の開口部を通じてコンクリートが連続充填され、前記PC鋼線の緊張により前記H形鋼梁の溝部内部のコンクリートにプレストレスが導入されていることを特徴とする充填形鋼管コンクリート柱とPC梁との接合部構造。

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