特許
J-GLOBAL ID:200903090312090656

誘導加熱による接着加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-052699
公開番号(公開出願番号):特開平5-255645
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】この発明は、熱硬化性の接着剤層部が効率的に且つ全体的に均一に加熱され、信頼性の高い接着が短時間で実現されるようにした誘導加熱による接着加工装置を提供することである。【構成】E型の第1および第2の鉄心11、12を、脚部が対向されるように突き合わせ設定するもので、中央脚111 、121 の相互間に被接着部材14の挿入される間隙が形成されている。第1の鉄心11には誘導コイル13が装填され、この誘導コイル13に商用周波数の低周波電流を流すことによって、中央脚111 、121 の相互間に磁束が形成される。第2の鉄心12は固定されて第1の鉄心11が上下動され、中央脚111 、121 間に間隔が開かれた状態で被接着部材14が設定され、鉄心11の下降によって被接着部材14が挟まれ、ワーク位置出しピン151 、152 、...によって被接着部材14が接着剤を挟んだ状態で圧接保持される。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの脚が小間隔で対向設定されるようにした第1および第2の鉄心と、前記第1および第2の鉄心のそれぞれの脚の先端が近接されまた離反されるように、前記第1および第2の鉄心を相対的に移動設定する手段と、前記第1および第2の鉄心の少なくとも一方に設定され、前記脚の先端が互いに近接設定された状態で第1および第2の鉄心のそれぞれの脚相互間で磁気閉回路が形成されるようにする誘導コイルと、前記第1および第2の鉄心のそれぞれ脚が近接設定された状態で、これらの少なくとも1つの脚の先端相互間に、接着剤層を挟んだ加熱接着すべき部材を重ねて固定保持する機構とを具備し、前記誘導コイルには低周波の交流電力が供給され、前記脚先端相互間の磁束が前記接着すべき部材を貫通し、この部材を加熱するようしたことを特徴とする誘導加熱による接着加工装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-006788
  • 特開平4-006788

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