特許
J-GLOBAL ID:200903090318835750

バイメタル錯体触媒システム、その製造方法及び不飽和共重合体の水素化への応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120527
公開番号(公開出願番号):特開平11-138009
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 水素化性能にすぐれたバイメタル錯体触媒システムを安価に提供すること。【解決手段】 本発明は、M1aM2bXm(L1)nで表わされるバイメタルを含有する新しい触媒システムに関し、また、この触媒システムは不飽和共重合体、特にNBR類の水素化する方法の改良に関するものである。式中、M1はロジウム或いはルテニウム、M2はルテニウム或いはランタニド金属である。そこで、若しM1がロジウムの場合は、M2はルテニウム或いはランタニド金属であり、M1がルテニウムの際はM2はランタニド金属である。式中Xは水素、塩素、臭素及びそれらの混合物をそれぞれ表わす、L1バイメタルと配位する配位子で、1≦a≦4;1≦b≦2;3≦m≦6;6≦n≦15である。
請求項(抜粋):
不飽和共重合体の水素化に用いる式M1aM2bXm(L1)nで表わされる、バイメタル錯体触媒システム:式中、M1はロジウム或いはルテニウム、M2はルテニウム或いはランタニド金属であり、そのうちM1がロジウムである場合、M2はルテニウム或いはランタニド金属を表わし、M1がルテニウムである場合、M2はランタニド金属を表わし、Xは水素、塩素、臭素及びその混合物を表わし、L1は一般式PR1R2R3で表わされる有機ホスフィン、一般式R1R2P(CH2)nPR3R4で表わされる有機ジホスフィン、一般式AsR1R2R3で表わされる有機アルシン、あるいは窒素、イオウまたは酸素を含む有機化合物もしくはそれらの混合物、L1における置換基R1R2とR3R4はそれぞれ同一あるいは異なるものであってもよく、C1〜C6のアルキル基、C6〜C12のシクロアルキル基、アリール基、C1〜C12のアラルキル基あるいはアリーロキシ基を表わし、1≦a≦4;1≦b≦2;3≦m≦6;6≦n≦15である。
IPC (3件):
B01J 31/24 ,  B01J 31/28 ,  C08F 8/04
FI (3件):
B01J 31/24 M ,  B01J 31/28 M ,  C08F 8/04

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