特許
J-GLOBAL ID:200903090319239531

偏波面保存光ファイバの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133847
公開番号(公開出願番号):特開平7-097228
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 偏波面保存光ファイバ中における気泡の発生を抑制することができる偏波面保存光ファイバの製造方法を提供する。【構成】 第1の工程では、コア部から離隔してコア部の長手方向に沿う貫通孔をクラッド部内に形成する(ステップ1)。第2の工程では、貫通孔内の内面に存在する不要な不純物を除去する(ステップ2,4)。第3の工程では、クラッド部と熱膨張係数の異なる材質から成る応力付与材のロッドを貫通孔内に挿入する(ステップ5)。第4の工程では、クラッド部に形成された貫通孔の少なくとも一端を封止する(ステップ8)。第5の工程では、ロッドの挿入された貫通孔内の圧力を大気圧よりも低い圧力に減圧する(ステップ8)。第6の工程では、第5の工程により形成された偏波面保存光ファイバ用のプリフォームを線引処理する(ステップ9)。ここで、前記第2の工程は、ガラスをエッチングする液体を貫通孔内に導入するエッチング工程を含むこととしてある。
請求項(抜粋):
ガラスからなるクラッド部内にコア部が埋設された柱状のプリフォームから偏波面保存光ファイバを製造する偏波面保存光ファイバの製造方法において、前記コア部から離隔して該コア部の長手方向に沿う貫通孔を前記クラッド部内に形成する第1の工程と、前記貫通孔内の内面に存在する不要な不純物を除去する第2の工程と、前記クラッド部と熱膨張係数の異なる材質から成る応力付与材のロッドを前記貫通孔内に挿入する第3の工程と、前記クラッド部に形成された前記貫通孔の一端を封止する第4の工程と、前記ロッドの挿入された前記貫通孔内の圧力を大気圧よりも低い圧力に減圧する第5の工程と、前記第5の工程により形成された偏波面保存光ファイバ用のプリフォームを線引処理する第6の工程と、を備え、前記第2の工程は、ガラスをエッチングする液体を前記貫通孔内に導入するエッチング工程を含むことを特徴とする偏波面保存光ファイバの製造方法。
IPC (2件):
C03B 37/012 ,  G02B 6/17

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