特許
J-GLOBAL ID:200903090324185555

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071542
公開番号(公開出願番号):特開平8-270782
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 ソレノイドバルブのON-OFF動作に基づく切換え弁の油路切換えにより、摩擦要素の油圧室に対する作動圧の給排を行なって動力伝達経路を選択的に切換え、複数の変速段を構成する自動変速機の油圧制御装置において、上記ソレノイドバルブがフェイルしたときのフェイルセーフ機構を提供する。【構成】 特定の変速段においてON状態に制御されるソレノイドバルブ62のON動作により生成する制御圧の供給によって第1の切換え位置に付勢されて、所定の摩擦要素42の油圧室に作動圧供給源を接続し、かつ、ソレノイドバルブ62のOFF動作による制御圧の供給停止によって第2の切換え位置に復帰して、所定の摩擦要素42の油圧室と作動圧供給源との接続を遮断するように構成された切換え弁56に対して、ソレノイドバルブ62がOFF状態で固着した場合、ソレノイドバルブ62と切換え弁56との連通を遮断するとともに、別の油圧供給源を制御圧源として切換え弁56に接続して、該切換え弁56を第1の切換え位置に付勢する手段を設ける。
請求項(抜粋):
複数のソレノイドバルブのON-OFF動作に基づく複数の切換え弁の油路切換えにより、複数の摩擦要素の油圧室に対する作動圧の給排を行なって動力伝達経路を選択的に切換え、複数の変速段を構成する自動変速機の油圧制御装置において、特定の変速段においてON状態に制御されるソレノイドバルブ(62)と、該ソレノイドバルブ(62)のON動作により生成する制御圧の供給によって第1の切換え位置に付勢されて、所定の摩擦要素(42)の油圧室に作動圧供給源を接続し、かつ、上記ソレノイドバルブ(62)のOFF動作による上記制御圧の供給停止によって上記第2の切換え位置に復帰して、上記所定の摩擦要素(42)の油圧室と作動圧供給源との接続を遮断する切換え弁(56)と、上記ソレノイドバルブ(62)がOFF状態で固着した場合、上記ソレノイドバルブ(62)と上記切換え弁(56)との連通を遮断するとともに、別の油圧供給源を制御圧源として上記切換え弁(56)に接続して、該切換え弁(56)を第1の切換え位置に付勢する手段(150,61,71)と、を備えていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。

前のページに戻る