特許
J-GLOBAL ID:200903090325376850

移動通信システム用送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-298414
公開番号(公開出願番号):特開平9-191276
出願日: 1996年11月11日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 CDMA移動通信システムにおいて、周波数分割全二重(FDD)と時間分割全二重(TDD)の双方を1台で実現した送受信機。【解決手段】 FDDモードの場合は、予め定めた読み出し速度VR =VN (VN 通常の速度)でインタリーバ(3)を構成するインタリーブ・メモリ(3A)内のデータを読み出す。TDDモードの場合は、送信周波数を受信周波数と同じに設定するとともに、インタリーブ・メモリ(3A)の読み出し速度VR およびデインタリーブ・メモリ(11A)への書き込み速度VW を、VR =VW >2VN とする。ただし、列から列への移行速度VT は、FDDモードもTDDモードも同一とする。この結果、TDDモードにおいては、列から列への移行の間に空き時間が生じ、この空き時間に受信または送信を行うことができる。TDDモードの他の動作は、FDDモードと同様である。
請求項(抜粋):
CDMA(Code Division Multiple Access )移動通信システム用送受信機において、送信部は、送信データをフレーム毎にインタリーブするインタリーバと、該インタリーバ内に設けられ、行および列単位で書き込みおよび読み出し可能なインタリーブ・メモリと、インタリーブされた送信データを狭帯域変調信号にデータ変調する変調手段と、該狭帯域変調信号を、拡散系列を用いて、広帯域変調信号に拡散変調する拡散変調手段とを具備し、前記インタリーバは、前記インタリーブ・メモリに前記送信データを、行毎に書き込み、列毎に読み出すことにより、前記インタリーブを実行し、受信部は、前記広帯域変調信号を狭帯域変調信号へ変換する逆拡散手段と、前記狭帯域信号を復調して復調データを出力する復調手段と、前記復調データを前記フレーム毎にデインタリーブして、前記送信データを再生するデインタリーバと、前記デインタリーバ内に設けられ、行および列単位で書き込みおよび読み出し可能なデインタリーブ・メモリとを具備し、前記デインタリーバは、前記デインタリーブ・メモリに前記復調データを列に書き込み、行毎に読み出すことにより、前記デインタリーブを実行し、前記送受信機は、前記インタリーブ・メモリからデータを読み出し、前記デインタリーブ・メモリへデータを書き込む場合に、列から列への移行速度(列/秒)をあらかじめ決められた一定速度VT に制御する一方、各列内のデータの読み出し速度VR および書き込み速度VW (ビット/秒)を可変制御する制御手段を具備することを特徴とする移動通信システム用送受信機。
IPC (4件):
H04B 1/707 ,  H03M 13/22 ,  H04Q 7/38 ,  H04B 1/40
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H03M 13/22 ,  H04B 1/40 ,  H04B 7/26 109 N

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